第21回大会優勝チーム分析

  迎えて第21回となるこの大会。そこで21回目にして初めての出来事が二つ起こったのである。一つは決勝の対戦カード。

 網走スキッドRR(中四国ブロック・月曜優勝)vsクリンシング上海<AS>(九州ブロック・水曜優勝)

 なんと先週のこの大会を制した網走スキッドRRが再び決勝の舞台に上り詰めていた。2週連続での決勝進出はもちろん、連覇となれば前人未到の快挙と言いうことになる。試合は1点を争う緊迫した試合展開に。そして優勝したのは…

クリンシング上海<AS>(九州ブロック・水曜優勝)
先発
GK ブッフォン(キラ)
DF マルチェナ アンドラーデ リカルド・カルバーリョ(黒・New) ジェトゥー シルベストル
MF ジェレミ D.バッジョ(New) アスンソン(New) ロッベン(キラ)
FW クリンスマン(キラ)
控え
DF エインセ
MF アルベルティーニ(黒) ボラーニョ(New) デ・ロッシ
FW ディ・ナターレ(New)

 フォーメーションは変形の4-3-1-2。シルベストルが左のボランチアスンソンは左の前目から左サイドのロッベンをサポートする形。左サイドのみならずクリンスマンの突破でも仕掛けてくる戦術だ。右サイドのジェトゥーと右のボランチD.バッジョがやや前目で積極的にボールを取りに行く形だが、リカルド・カルバーリョの守備範囲がこれを補っているのだろう。
 過去20回の大会で九州ブロックだけは優勝が無かったが、21回目にしてようやく優勝ペナント(優勝チームの所属店舗に送られる)が九州に送られることになった。初の偉業に挑んだ決勝進出した2チーム、この戦いもまた、歴史に名を刻むことになるだろう。