2020シーズン第1節(11月25日~12月1日)結果
今週からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100でのチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロード、ストリーミングの週間チャートを格付け要素として発表します。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
それでは、今週のチャートを発表します。今回からトップ20を画像表示させます。
新チャートとなった新シーズン第1節を制したのはKing Gnu「白日」。ダウンロードとストリーミングで2位に入り前節3位から41週目にして初の首位獲得。昨シーズンまではチャート対象にならなかった音楽配信限定楽曲が早くも週間1位を獲得し、新時代の到来を告げる結果となった。
2週連続1位だったOfficial髭男dism「Pretender」、2位の米津玄師「馬と鹿」は一歩後退。ダウンロードの水準が下がってきているところに差し込んできたのが来週発売のゲーム「新サクラ大戦」主題歌。ダウンロードのみの配信ながらここで週間1位を獲得しこのチャートでも4位に入った。木村拓哉主演ドラマ「グランメゾン東京」主題歌の山下達郎「RECIPE」がダウンロードとルックアップで6位に入り初登場5位。ドラマがクライマックスに入るだけに、チャートに留まる可能性もありそうだ。ルックアップ1位の関ジャニ∞「友よ」は6位。今回のリニューアルで音楽配信の無いジャニーズ系は基本ルックアップのみでのポイントとなるため今後苦しい戦いになるだろう。
「ラブライブ!サンシャイン!!」Aqoursの分割ユニットGuilty Kissがルックアップ2位で初登場7位。分割ユニットは今週CYaRon!、来週AZALEAとリリースが続くがいずれも上位が見込めるだろう。2曲同時配信リリースとなった三代目 J SOUL BROTHERSは「冬空」がダウンロード3位に入り初登場9位。ちなみにもう1曲「White Wings」はダウンロード15位と明暗が分かれた。
11位以下では13位にももいろクローバーZ、20位にさユり、21位にBad Ass Temple、25位にPerfume、26位に「ミリマス」の新曲が初登場。今週のアルバムチャートで1位を獲得したBad Ass Templeは「ヒプノシスマイク」に新規参入したナゴヤ・ディビジョンのユニット。10月末に同じく新規参入となったオオサカ・ディビジョンのどついたれ本舗に続き結果を残した。
続いて今季からの新要素となるアーティストランキング上位は今週の結果を受け、このようになっています(赤文字は現時点での紅白出場者)。
早くも上位に変動がありOfficial髭男dismが米津玄師を抜き2位に浮上。ONE OK ROCKが昨年のポイントを失いTWICEが10位にランクアップ。今週ポイントを伸ばした中では関ジャニが54位から42位タイに浮上しています。
こんな感じで1年間お伝えしようかと思います。来週のチャートもぜひご期待下さい。なお、6日にはBillboard Japanの2019年、年間チャートが発表されます。こちらも注目です。