Green Hill Music Chart 2020 第20節結果

2020シーズン第20節(4月6日~4月12日)結果

 今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ(推定CD稼働)に加え、ダウンロードストリーミングの週間チャートを取り入れ3要素の順位を元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは、第20節の結果です

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2020 Round 20 Result

 Official髭男dism「I LOVE…」がダウンロードで1つ順位を落としたものの、今週も盤石な態勢で首位を守り連勝を9に伸ばした。ダウンロード数は大きく落としているが、強力な相手が不在だった事もあり順位を維持している。これで暫定年間2位の「Pretender」とは1ポイント差まで迫り、来週にも年間暫定2位に浮上するだろう。

 「紅蓮華」もダウンロードで1つ順位を落とすに留め、こちらも9週連続の2位。先週は「鬼滅の刃」劇場版(無限列車篇)の公開予定(10月16日)が発表されたが、おそらく引き続き主題歌を担当するだろう。「Pretender」も3位をキープでベスト3は前節から変動無し。こちらはダウンロードで2つ順位を落としているが、先週でちょうど配信開始から1周年となった。なお主題歌となった映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の続編となる「コンフィデンスマンJP プリンセス編」は5月1日から公開予定だったが公開が延期(公開日未定)となっている。

 「白日」が3週間ぶりに4位に戻り、年間暫定4位までの曲が上位を占める形に戻った。その下5位に「猫じゃらし」が初登場。先週月曜日から配信された「午後の紅茶」CMソングとなっている。8位の「パラボラ」は金曜日から配信、こちらは「カルピスウォーター」のCMソング。この2曲がダウンロードの1位、2位だったが、後者は得意のストリーミングでどこまで上げられるかも今後のポイントとなるだろう。

 シングルCDがリリースされた「Movin' on」が8位に再登場。ただルックアップで1位を逃しており内容的に不安が残るところだ。今週その他の初登場は21位の「怪物さん feat.あいみょん」。3月27日から配信されており前節17位から今週3週目でようやくトップ10入り。ただダウンロード数が10位にしては近年にない低さのため、コロナ禍による影響がこう言った場面でも表れてしまっているようだ。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)

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Artist Ranking 20-20

 今週ヒゲダンは週間での新記録となる66ポイントを稼ぎ、遂に2,000ポイント台に突入。今季の獲得ポイントも1,000ポイントを超えた。トップ10は変動無し。ただし来週、あいみょんが59ポイントを失うためKing Gnuが3位に浮上する可能性が高くなっています。

 今週10ポイントを獲得した乃木坂46が11位、Uruが17位に浮上。一方ポイントを失ったback number、Division All Starsが順位を落としています。

 

 全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週、シングルCDの新譜では有力どころは不在。一方ダウンロードでは月曜日にEGOISTがまずまずのスタート。水曜リリースでは清水翔太鈴木雅之がヒゲダン2曲を追いかける展開となりそうです。果たして来週のチャートはどうなるのか? 来週もぜひご覧ください。