2020シーズン第37節（８月３日～８月９日）結果
今季からGreen Hill Music Chartは大幅リニューアルを行い、Billboard JAPAN Hot 100のチャート要素であるルックアップ（推定CD稼働）に加え、ダウンロード、ストリーミングの週間チャートを取り入れ３要素の週間チャートを元に順位付けします。なお、各要素がどのようなものかは、その他のBillboard Japanの要素を含めこちらをご覧下さい。
※ 今週はデータの欠測と思われる部分があり更新を遅らせていましたが、当初の発表に順じチャートを発表します。後日修正が入りましたら、この記事を追記・訂正する形で更新しますので、予めご了承ください。
それでは、第37節の結果です。
YOASOBI「夜に駆ける」がダウンロードとストリーミングで１位となり初の首位獲得に成功。今シーズンの首位獲得曲は前節の「香水」に続き９曲目となる。ただダウンロードの順位は前節の６位から１位に上がったものの、ダウンロード数は約600程度の上昇に過ぎず、展開に恵まれた面もある。ただこれでシリーズランキング５位の「馬と鹿」に18ポイント差まで迫り、年間ベスト５入りを射程圏内に捉えた。
その米津玄師は先週アルバム「STRAY SHEEP」をリリースし、このタイミングでストリーミング配信を開始。その効果もあり６曲がチャートインした。ただ一部楽曲においてダウンロード数に欠測の疑い（以下の赤文字が該当）があり、後日修正が入る可能性がある。筆頭はドラマ「MIU 404」主題歌の「感電」。ダウンロード、ストリーミング共に２位となり順位を伸ばした。また過去のシングル曲である「Lemon」、「Flamingo」、「馬と鹿」が再登場。アルバム収録曲である「まちがいさがし」、「PLACEBO + 野田洋次郎」が初登場となった。
Official髭男dismはタイアップ曲を３曲含んだEP盤をリリース。表題曲の「HELLO」はルックアップのポイントを加え今週３位まで上昇したが、収録曲である「Laughter」が今週チャートアウトしており、明暗が分かれる形になった。
米津玄師以外の初登場は４曲。１曲はSexy Zone「RUN」だが、残る３曲は先週月曜日にデジタルシングルをリリースしたDIR EN GREY。収録曲３曲が揃ってダウンロードでトップ10入りした。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）
今週39ポイントをマークした米津玄師がLiSAを再逆転し２位に浮上。ただ米津玄師は来週以降も昨年のポイントを多く失うため、この２位をキープ出来るかは今後の得点次第とも言えるでしょう。またSixTONESが11位に順位を上げ10位乃木坂46とは３ポイント差。こちらはトップ10入りが見えてきました。
全ての結果につきましては、こちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週は先週からストリーミング配信を開始した米津玄師がどのような順位推移となるかが最大の注目点となりそうだ。新譜ではジャニーズのチャリティユニットTwenty★TwentyとGLAY、藍井エイル、坂本真綾が上位進出を狙う展開となるだろう。例年とは違うお盆のチャートを制するのは誰になるのか。来週もぜひご覧ください。
