2021シーズン第2節(11月30日~12月6日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは2021年シーズン第2節の結果です。
LiSA「炎」がルックアップで2つ順位を落とし、ダウンロードも僅差の決着となったが1位を維持し8週連続1位。ただ2位の「Step and a step」もルックアップ1位を含め「炎」に1Pt.差の2位。ダウンロードでは週の前半リードしていたものの逆転され、これが決め手となった。更に3位の「虹」もダウンロードとルックアップで1つ順位を落としたものの20Pt.台を維持。4位の「三文小説」もCDのリリースでルックアップ2位とポイントを伸ばし17.5Pt.。4位のポイントでも週間1位になれる可能性がある程、今週は4位までのレベルが高く近年稀に見る激戦週となった。
「三文小説」のシングルCDにおける両A面のもう一方「千両役者」もダウンロードで5位に入りチャートイン。今週は初登場として他にアニメ「ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」挿入歌シングルが12位。「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS」第9回シンデレラガール総選挙のベスト5とオーディション上位3名の追加キャラによる楽曲が収録されたシングルが13位に入った。なお今季から導入されたリカレント・ルールにより今週は昨季の年間チャンピオン「紅蓮華」がポイントを失い脱落となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではKing Gnuが米津玄師に代わりベスト3入り。ただこの両者は今後も昨年分のポイントを失いつつの展開となるため再逆転の可能性もあります。それ以下では菅田将暉、SEKAI NO OWARI、平井大、優里がランクアップ。優里は今週のポイントで40位圏内に進出してきました。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて次節は欅坂46から改名した櫻坂46が改名後の初戦を迎える。また金曜日から嵐が先日CDでリリースしたアルバム「This is 嵐」の配信がスタート。これには「BRAVE」、「カイト」も含まれており、どこまで順位を上げてくるか。ここ最近には無いハイレベルな戦いとなった今週のチャート、来週この上位4曲の動きは如何に? 今週もご覧いただきありがとうございます。