2021シーズン第5節(12月21日~12月27日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第5節の結果です。今回は冒頭にあるようにクリスマス週の集計分となります。第6節(12月28日~1月3日)は10日に更新する予定です。
LiSA「炎」がルックアップで2つ順位を落としたものの、依然として高い数字を維持し11週連続1位。遂に10月の初登場から年内首位をキープする結果となった。
「Dynamite」がダウンロードで3つ順位を伸ばし2位に再浮上。年末の大型音楽番組出演も影響しているだろう。「silent」はポイントを落としたものの、ストリーミングでは1つ順位を上げ前節につづき2位と同点の3位となった。「虹」、「Step and a step」はルックアップこそ順位を維持したが他でポイントを失っている。
初登場は4曲。1年半ぶり、3人体制になって初のシングルとなったNEWSが6位。元欅坂46のセンター、平手友梨奈のソロ楽曲が12位、ゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のCrazy:Bが14位。CDもリリースされたがダウンロードでトップ10入り。そして3年3ヶ月ぶりと久々のシングルリリースとなったMy Hair is Badが19位に入った。
ランクアップでは「CDTV ライブ!ライブ!」でテレビ初披露となった「竈門丹次郎のうた」が一気にダウンロード2位に浮上し8位再登場。また「廻廻奇譚」が続伸しトップ10まで進出した。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではBTSが嵐に変わり10位に浮上。7位の瑛人まではそれほど差は無く、6位の米津玄師もポイントを失っている中、どこまで上がれるか。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて、既に結果は出ていますが、先に触れました通り第6節は10日を目途に発表します。年末年始、レコード大賞、紅白の効果がどう表れるのか。そこに新曲が入り込む余地があるのか。いつもと違い週末に発表するため、くれぐれもお忘れなく。