Green Hill Music Chart 2021 第7節結果

2021シーズン第7節(1月4日~1月10日)結果

 昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。

 

amano-yuuki.hatenablog.jp

  また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

 

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第7節の結果です。

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2021 Round 7 Result

 LiSA「炎」がストリーミングとルックアップでポイントを落としたものの、依然として高ポイントをマークし13週連続1位。来週は昨シーズンOfficial髭男dism「I LOVE…」が記録した14週連続1位に挑む形となる。

 「Dynamite」はポイントをキープし2位。「虹」、「Step and a step」は順位こそ1つずつ上げたが、ポイントは前節から落としている。初のCD作品となったEP盤「THE BOOK」をリリースしたYOASOBIが4曲チャートイン。「群青」はダウンロード2位で14週ぶりのチャート復帰となり、「怪物」、「アンコール」もダウンロードでポイントを獲得。ただその影響で「夜に駆ける」のダウンロードポイントがリカレント・ルールによるポイント獲得圏外の7位に落ちてしまった。また1stアルバム「1ST」をリリースしたSixTONESも2曲がチャートイン。「NEW ERA」がルックアップ1位、「NAVIGATOR」が5位に入り5週ぶりのチャート復帰となった。なお今週の結果を受けて「Dynamite」はストリーミング、「NAVIGATOR」がルックアップでトップ10入り21週目となったため、リカレント・ルールにより今週以降、部門5位以内にならないとポイントを獲得出来なくなる。

 YOASOBI以外の初登場は14位にアニメ映画「銀魂 THE FINAL」主題歌の「轍~Wadachi~」、19位に「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」主題歌の「Universe」、21位にsumikaの両A面シングルがチャートインした。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

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Artist Ranking 21-7

 トップ10ではNiziUが7位、BTSが9位に浮上。King Gnu、米津玄師が昨年のポイントを失っているため、今後次第では4位争いにまで加わる可能性があります。

 

 現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週はLiSAの新曲が登場。ただ票割れの可能性もあるだけに「炎」の順位にも影響する可能性があるだろう。また年末にアニメが終了した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のシングルもリリース。ダウンロードでも調子が良く上位争いに加われるか。シングルCDではジャニーズWESTが登場し、ルックアップの1位最有力候補だろう。LiSAの新曲リリースにより局面が変わるのか。「炎」の14週連続1位は? 来週もぜひご覧ください。