2021シーズン第18節（３月22日～３月28日）結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
【重要】 今月からポイント換算が変更されています。推定値についてはリンク先を参考にしてください。
それでは第18節の結果です。
シングルCDをリリースしたYOASOBI「怪物」がルックアップのポイントが加わり、ダウンロード、ストリーミングもポイントを伸ばし登場から12週目で首位獲得。シングルCDの両Ａ面曲である「優しい彗星」と共に先週まで放送していたアニメ「BEASTARS」第２期主題歌としてオンエアされていた。「怪物」はアニメが開始される１月６日、「優しい彗星」は第15話（２期３話）が放送された１月20日に先行配信され、２ヶ月以上の間隔を空けてのCDリリースとなったが、最終回の盛り上がりもありしっかりと結果を残した。なおYOASOBIは今週４曲がチャートインしている。
「ドライフラワー」はポイントを維持して２週連続２位。一方２週連続１位だった「One Last Kiss」はストリーミングで１Pt.失い３位に後退。「うっせぇわ」はダウンロードとストリーミングで1Pt.ずつ失ったものの３週連続４位となった。
初登場は４曲。「LET'S MUSIC」はしっかりルックアップで10Pt.を確保し５位。スピッツのデビュー30周年となる３月25日にリリースされた「紫の夜を越えて」が７位。ドラマ「天国と地獄 ～サイコな２人～」が21日に最終回を迎え主題歌の「ただいま」がリリース８週目にしてポイント圏内に初登場。そして「うたプリ」で前野智昭演じるカミュのシングルCDが20位に入った。
なお25日にテレビ朝日系で放送された「アニソンバトルBEST20 <2021vs1995-2000>」の影響もあり、「怪物」の他に「廻廻奇譚」がランクアップ。「炎」もハーフポイントながら４週間ぶりにカムバックした。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました（ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記）。
トップ10では優里がKing Gnuを抜き遂にトップ10入り。またYOASOBIがポイントを伸ばし、来週にも２位が入れ替わりそうです。
また宇多田ヒカルが20位に浮上。Sexy Zone、Awesome City Clubも順位を上げ、欄外では今週のポイントを伸ばしたウマ娘が50位に入ってきています。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はNiziUが来週リリースのシングルから先行配信。またBTSも新曲をリリース。BTSは金曜日リリースだが上位に食い込んできそうだ。一方シングルCDでは有力どころは不在。K-POP勢がどのようにチャートを動かすのか。来週のチャートもぜひご覧ください。
お知らせ：
去る３月28日に大崎駅南改札前で行われました「おもしろ同人誌バザール10」に悪天候の中お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。次回サークル参加予定は「コミックマーケット99」（３日目・５月４日）でしたが、こちらは年末に延期が発表されているため、「おもしろ同人誌バザール11」（11月３日・神田神保町）が次回参加予定となります。今回は土・日が前後しない祝日（水曜日）での開催となっておりますので、予定される際にはご注意ください。
なお、今後の同人活動についてはこちらもご覧ください。
