2021シーズン第21節(4月12日~4月18日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第21節の結果です。
NiziU「Take a picture」がポイントを落としたものの首位の座を守り切り2週勝ち抜き。ストリーミングで1つ順位を上げているものの、再生回数は前節より下落しており、順位的にはチャートレベルの低下に救われた部分もある。
「怪物」と「ドライフラワー」はポイントを回復しており状態を維持。なお「怪物」は今週のポイントで年間暫定5位に浮上した。その両者の間に「BAN」が初登場。ダウンロードでは3位となったが、数字としては1万を割っているだけに、こちらも順位的にはチャートレベルの低下に救われている部分もある。今週末から劇場公開される映画「るろうに剣心」最新作主題歌「Renegades」がダウンロードで1位。映画が公開され相乗効果も見込めそうだ。
今週初登場は他に4曲。A.B.C-Zの新曲はルックアップ3位。さすがに売上枚数もあり上位には及ばなかったか。Vtuber星街すいせいの「GHOST」がダウンロードで健闘しポイントを獲得。「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のシャイニーカラーズとWANIMA1年9ヶ月ぶりのCDがルックアップでポイントを獲得。また「廻廻奇譚」は1週でチャート復帰。そして1年公開が延期していた「劇場版名探偵コナン 緋色の弾丸」主題歌の「永遠の不在証明」がリリース週以来1年1ヶ月ぶりにチャートインした。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではNiziUが4位に浮上。3位Official髭男dismは昨年のこの時期大幅に獲得したポイントを失っている最中なので、3位争いは一気に混沌とするかもしれません。また優里が9位に浮上しています。
それ以下では櫻坂46が33位に浮上。表の下ではA.B.C-Zが46位タイに浮上。宇多田ヒカルは100Pt.を超えてきました。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週は現時点では上位進出が見込める新譜は無さそうで、今週の上位がどれだけ状態を維持出来るかとなりそうだ。来週のチャートもどうぞお楽しみに。