2021シーズン第26節(5月17日~5月23日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは上半期最終週となります第26節の結果です。
BTS「Butter」が金曜日(21日)リリースながらダウンロードとストリーミングで1位となり初登場1位。なんと2週連続で1位は初登場の曲となった。特にストリーミングの勢いは高く、例によりLINE MUSICでのキャンペーンがあるものの3日間だけで1402万再生を記録。2位の「ドライフラワー」に574万回の差を付けて圧倒した。キャンペーンは今日(27日)までとなっており、次節も影響が残るだろう。
「怪物」はダウンロードでポイント圏内に再浮上したが、前節から獲得ポイントは落とした。前節首位の「もう少しだけ」は3位に後退。「きらり」もポイント減は少なく好調を維持か。「Magic Touch」はしっかりルックアップの10Pt.を確保。なお前作「I promise」も再登場している。
初登場は他に6曲と今週は多め。朝ドラ「おかえりモネ」主題歌の「なないろ」が6位。「めざまし8」テーマ曲「バードマン」が14位。アニメ「ゾンビランドサガ リベンジ」主題歌「大河よ共に泣いてくれ」が17位。「アイドルマスター シャイニーカラーズ」のイルミネーションスターズが19位。「アイドルマスター シンデレラガールズ」から「Beat of the Night」が21位。そして「YOKAZE」がストリーミングでポイントを獲得し初登場。Mステ出演による効果もありそうだ。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではAdoが10位に浮上。これにより米津玄師がトップ10から脱落する結果となった。
今週で今季の上半期が終了。昨季終了時点と比べると米津玄師、King Gnu、嵐がトップ10から脱落。代わってBTS、優里、Adoがトップ10入りとなっている。果たして下半期にはどのような動きが見られるのか。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はback numberの新曲が登場。ドラマ「恋はDeepに」主題歌となっており好調な売れ行きを見せている。どこまで上位に食い込めるのか。来週のチャートもぜひご覧ください。