2021シーズン第37節(8月2日~8月8日)結果
昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第37節の結果です。
BTS「Permission to Dance」がダウンロードのポイントを落としたものの何とか逃げ切り4週連続1位を記録。しかし「Cry Baby」が同点の2位まで接近。一度はチャートアウトした曲がここまで戻ってくるのは珍しい。果たして逆転はあるのか? 「三原色」はストリーミングでポイントを落としたものの3週連続3位となった。
今週は10Pt.で4曲が並ぶ大混戦。ドラマ「彼女はキレイだった」主題歌の「夏のハイドレンジア」が4位。前節2位の「U」が5位に後退。ゲーム「THE IDOLM@STER」5作品合同シングルはダウンロードでもポイントを獲得し6位。ダウンロードで1位となった「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」が7位に順位を上げた。
初登場はこの他4曲。アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」エンディング曲「未来は風のように」が15位。アニメ「EDENS ZERO」オープニング曲「FOREVER」は日曜日リリースながらポイントを獲得。ゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」から25時、ナイトコードで。のシングルが20位。映画「キネマの神様」主題歌「うたかた歌」が21位に入った。なお嵐「カイト」は今年1月以来のポイント獲得となった。
つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10では米津玄師が2つ順位を下げ8位に後退。今週ポイントは入っているものの、失われる昨年分のポイントが大きく順位を落としました。またあいみょんもトップ10から後退。これでSnow Manが10位に進出しました。
現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。
以上が今週のチャートでした。
さて来週はYOASOBIの新曲「ラブレター」が登場。桑田佳祐、Official髭男dismも新曲をリリースしたがヒゲダンは「Cry Baby」との票割れの危険性もありそうだ。また金曜日にはback number「水平線」、Ado「会いたくて」がリリース。「水平線」は1年前に公開されたMVが既に9000万近い再生数を記録しており、ファン待望の1曲と言えるだろう。これらの曲が上位争いにどう影響を与えるのか。来週のチャートもぜひご覧ください。