Green Hill Music Chart 2021 第38節結果

2021シーズン第38節(8月9日~8月15日)結果

 昨シーズンとなる2020年度から大幅に仕様変更を行ったGreen Hill Music Chartですが、今季は新たに長期に渡りチャートインしている曲に対してポイント獲得条件を付け、チャートの活性化を促進する「リカレント・ルール」を導入します。詳しいルールにつきましては下記のリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第38節の結果です。

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2021 Round 38 Result

※ 10位は2曲が同点

 Official髭男dism「Cry Baby」が前節からポイントを落とすも、他の曲も伸びきれず首位獲得に成功。この曲は第24節に初登場。第28節に一度チャートアウトしているものの、翌週再登場から順位を伸ばし、ついに週間1位まで上り詰めた。ただ今週は複数要素でトップ10入りしたのがこの曲だけ。獲得ポイントも12Pt.と首位のポイントとしては低く、首位獲得は展開が味方した感は否めないだろう。それもあり今週は27曲がポイントを獲得と非常に間延びした形となった。前節まで4週連続1位だった「Permission to Dance」は3位に後退している。

 初登場は9曲。King Gnu、millennium paradeの常田大希による楽曲となっている「マスカラ」が2位。YOASOBIの新曲「ラブレター」が4位。昨年のインターハイ中止に伴い制作された「水平線」が今年のインターハイ開会式が行われた8月13日に突如リリースされ6位。昨年から公開されているMVは9000万回近い再生数を記録している。

 10位にはスバル・フォレスターCMソングの「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」と、映画「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル」挿入歌の「会いたくて」が並ぶ形となった。なお前者は9月15日リリースのEP盤に21位の「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」と共に収録される。TikTokとのコラボソングとなった「線香花火」が14位。今週発売されたアルバムからの先行配信となった「アポトーシス」が19位となっている。

 なお8位の「イヤフォン・ライオット」と16位の「A10TION」はLINE MUSICによる再生回数キャンペーンの影響が大きく、実人気とはかけ離れた結果である可能性が高い。Kis-My-Ft2は10日からLINE MUSIC限定、期間限定でストリーミング配信を始めたが、週間で100位以内に入ったのは、再生回数キャンペーンを用いたこの曲だけとなっている。

 また今週は昨年第39節の初登場以来ここまでチャートインを続けていたBTS「Dynamite」がリカレント・ルールにより(ストリーミングが週間6位に後退したため)脱落。来週以降、ストリーミングでは週間3位以内がポイント獲得条件となるため、再登場はかなり厳しいと見られる。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

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Artist Ranking 21-37

 トップ10では米津玄師が前節につづき順位を落とし9位に後退。来週以降もポイントが減り続けるため、徐々に順位を落としていくだろう。また上記でも触れた通り、「Dynamite」のポイントが来週から削除されるため、BTSの獲得ポイントは来週以降伸びを欠く形になりそうだ。

 それ以下では大きな動きはないが、昨年の主役の一人だった瑛人が後退。今季も来週で3/4が終了。最終的にはどのようなランキングとなるのか。

 

 現在の暫定年間ランキング、およびアーティストランキングの上位50組はこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が今週のチャートでした。

 

 さて来週はSKY-HI(日高光啓)主催によるボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」により誕生した7人組ユニット、BE:FIRSTのプレデビュー曲「Shining One」が登場。この曲もLINE MUSICによる再生回数キャンペーン対象曲だが、他のストリーミングサービスでも好調なようだ。また今週23位の「U」がシングルCDとしてもリリース。ルックアップでも結果を残せるか。稀に見る混戦模様のチャートから抜け出すのは誰か。来週のチャートもぜひご覧ください。