Green Hill Music Chart 2022 第5節結果

2022シーズン第5節(12月27日~1月2日)結果

 

 昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います(リンク先も2022年度仕様となっています)。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第5節の結果です。まずは11位以下を発表します。

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2022 Round 5 Result

 今週は25曲がポイントを獲得。年末年始の年を跨ぐ週とあって「日本レコード大賞」や「NHK紅白歌合戦」の影響が大きく5曲の再登場はいずれもその2つの番組で披露されたものとなっている。また「マスカラ」が2週連続でルックアップの順位を上げており、こちらは年明けにリリースされたアルバムの影響もありそうか。

 

 それではトップ10の発表です。

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2022 Round 5 Top 10

 初登場は10位の「CITRUS」のみ。とは言えこの曲もリリースは2020年の11月であり、1年1ヶ月かけてようやく初登場となった。12月30日に行われた「日本レコード大賞」で大賞を受賞した曲であったが、音楽番組への出演がほぼ皆無だったため知名度が低く、大賞受賞に疑問の声が多かったものの、ストリーミングでは1億再生の実績があり、この条件を達成した曲はほぼ音楽番組への出演がかなっていただけに、むしろ音楽番組への出演を何者かの手(十中八九ジャニーズだろうが…)により妨害されていた可能性が高いと言える。これにより知名度を得られず、今回の炎上騒動となっているのであれば、むしろ彼らを妨害した者こそ非難されるべきだろう(炎上に加担した人は、その妨害した者による情報操作にまんまと引っかかっているとも言えてしまう)。

 こちらも再登場の「勿忘」や「明け星」はレコ大、紅白で披露された曲だが、それらを抑えKing Gnuの「一途」と「逆夢」が1位、2位を独占した。共に映画「呪術廻戦 0」の主題歌となっており、この週はシングルCDがリリースされ「一途」にはルックアップのポイントも加算。映画の興行収入もハイペースで積み上げており、この勢いはしばらく続きそうだ。ただ首位を奪われた「残響散歌」もポイントはあまり落としておらず、シングルCDがリリースされる第7節での巻き返しは必至と言える。CDリリース前から繰り広げられていた「鬼滅の刃」と「呪術廻戦」の主題歌による戦いは今季前半のハイライトとなるだろう。

 

 つづいて、今週の結果を受けてのアーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)。

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Artist Ranking 22-5

 トップ10ではSixTONESが1つ順位を落とし9位に後退。昨年のポイントがしばらく引かれますが、10位のNiziUも同様にポイントを失っており、9位と10位の差はなかなか縮まらない見込みです。

 今週45.5Pt.を稼いだKing Gnuは15位。17Pt.のAimerは26位。10Pt.のなにわ男子は29位にそれぞれ浮上。King Gnuは昨年のポイントを失ってはいるものの、大量ポイントで上位に急接近しています。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 

 以上が第5節のチャートでした。今週のチャートである第6節以降の更新は、通常通りのスケジュールに戻ります。お楽しみに。