Green Hill Music Chart 2022 第36節結果

2022シーズン第36節(8月1日~8月7日)結果

 

 昨シーズンから導入した「リカレント・ルール」について、今季は仕様変更を行い獲得ポイントについても制限を設けました。詳しくはリンクをご覧ください。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロードストリーミングルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

amano-yuuki.hatenablog.jp

 

 それでは第36節の結果です。まずは11位以下を発表します。

2022 Round 36 Result

 今週は30曲がポイントを獲得。今週は珍しく新譜以外前節からポイントを伸ばした曲が無く、チャートインを継続した曲はポイントを維持したか落としたかのどちらかとなった。

 初登場は3曲。ベニー・ブランコとBTSのJIN、JIMIN、V、JUNG KOOK、さらにスヌープ・ドッグを加えたコラボ曲「Bad Decisions」が17位。アプリゲーム「Heaven Burns Red」から「ありふれたBattle Song〜いつも戦闘は面倒だ〜」が22位。アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」(2期)主題歌「WE WILL!!」が27位に入った。

 

 つづきましてトップ10の発表です。

2022 Round 36 Top 10

 「雨燦々」がダウンロードで順位を再浮上させ5位までカムバック。先週末行われた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」出演の影響もあるか。

 初登場は4曲。前作につづきダウンロード専売となった「風に預けて」が10位。ドラマ「六本木クラス」挿入歌「Start Over」が7位。ドラマ「雪女と蟹を食う」主題歌「星の雨」が4位に入った。

 首位争いは前節首位の座を明け渡した「ミックスナッツ」がポイントをキープしたものの、週末に「ONE PIECE FILM RED」が公開された影響もあり「新時代」が一気にダウンロード売上、ストリーミング数を伸ばし登場9週目で初の首位獲得となった。

 なお前節首位の「Scream」はチャートアウトしており、首位獲得の翌週チャートアウトは今季2例目となった(第20節に首位を獲得したUNISON SQUARE GARDEN「kaleido proud fiesta」が翌週チャートアウトしている)。先週危惧した通りキャンペーンでの吊り上げによる効果が大きかったようで、これでは本当の人気とは呼べないだろう。

 

 それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字青文字表記)

Artist Ranking 22-36

 トップ10では昨年のポイントを失い続けているBTSが8位に後退。これでなにわ男子が7位に浮上した。なおヒゲダンやSnow Manも昨シーズンのポイントを減らしつつのため、ポイントはそれ程伸びてはいません。

 今週首位を獲得したAdoは14位に浮上。「新時代」以外の映画使用楽曲も伸びる可能性があるため、来週以降大量ポイントを獲得する可能性もあるでしょう。

 

 その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。

amalabel.g3.xrea.com

 以上が第36節のチャートでした。来週もぜひご覧ください。

 

お知らせ:

 今季上半期表彰となります「Green Hill Music Camp 2022」を発表しました。以下のリンクからご覧ください。

 

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