2022シーズン第39節(8月22日~8月28日)結果
今季のルールについてはこちらをご覧ください。
また、このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、ルックアップの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第39節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は26曲がポイントを獲得。今週はストリーミングで順位を上げた「W / X / Y」と「ダンスホール」が再浮上。またアルバムのリリースにより「a r e a」が4週ぶり、また「花の塔」が5週ぶりの再登場となった。
初登場は5曲。今週のCDリリースに先立ち配信が開始された「好きというのはロックだぜ!」が12位。アプリゲーム「Heaven Burns Red」から「Light Years」が20位。「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqoursと初音ミクによるコラボ曲「BANZAI! digital trippers」が24位。4ヶ月ぶりの新曲となった「After LIKE」が25位。「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」より「UUUU」が26位に入った。
つづきましてトップ10の発表です。
「ウタタカララバイ」が再びトップ10入り。前節からポイントを維持し順位を取り戻した。
初登場は2曲。アニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」主題歌「かたち」が8位(歌手名は「あづなりこ」)、映画「アキラとあきら」主題歌「ベルベットの詩」が4位に入った。
首位争いはCDをリリースした「Password」が再登場(2週前にストリーミングで初登場)で2位に入ったものの首位には届かず。「新時代」がこれで4週連続1位となった。また今週も「ONE PIECE FILM RED」の楽曲がトップ10に4曲入っており、引き続き強さを見せつけている。なお「新時代」の週間ストリーミング数は若干落ちたものの、1758万再生は歴代8位の記録となり、リリース12週目で早くも1億再生を達成した。
それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記
トップ10では今週も62Pt.をマークしたAdoが7位に浮上。このペースだと来週は4位のSnow Manに近づくか、あるいは抜き去るかと言ったところまで行きそうだ。この勢いはどこまで続くのか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第39節のチャートでした.
今週のチャートで今季の3/4が終了。ここで改めて現在の暫定年間ランキングを見てみましょう。まずは楽曲部門です。
暫定首位の「残響散歌」を「ミックスナッツ」が追う展開となっていますが、「ミックスナッツ」はダウンロードとストリーミングがあと1週でリカレント・ルール対象となってしまうため、逆転するには厳しい差と言えます。これはダウンロードとストリーミングの部門別年間争いも同様で、ダウンロードは「残響散歌」、ストリーミングは「ベテルギウス」がこのまま逃げ切ると見られます。
ルックアップの年間ランキングは「初心LOVE」が現状唯一第1節から連続でチャートインを続けており、このまま逃げ切るでしょう。また部門2位にも同じなにわ男子の「The Answer」が上がり、この部門での1・2位独占をほぼ確実なものとしたようです。
つづいてアルバムの暫定年間ランキングです。
「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」リリースにより「狂言」も再びポイントを重ねているものの、「THE BOOK 2」には至らない見込みで、こちらも年間1位はほぼ決まったような感じです。部門別でも「THE BOOK 2」が両部門1位、「狂言」が2位となりそうで、今季を代表するアルバムと言えるでしょう。
シーズンは残り1/4です。果たしてどのような展開が待っているのか。来週のチャートもぜひご覧ください。