2023シーズン第2節(12月5日~12月11日)結果
このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、ストリーミング、MV再生数の要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは2023年シーズン第2節の結果です。まずは11位以下を発表します。なお週間チャートで同点だった場合の順位決定方法をHot 100の順位に変更し、前節の結果もそれを反映したものとなっています。
今週は26曲がポイントを獲得。ストリーミングでトップ10返り咲きとなった「ダンスホール」が23位から12位と大きく順位を回復した。
初登場は4曲。九州で活動するアイドルグループLinQの「Winter Magic」が2週目でポイント圏内に登場。正式なリリースは今月24日だが、何らかの形で集計に入ってきているようだ。ドラマ「君の花になる」第8話で使われた「Forever or Never」が17位。アニメ「チェンソーマン」第9話エンディング曲「Deep down」が19位。ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」より「MOTTO!」が24位に入った。なおこの曲を含めたデレステ関連の楽曲が今月7日から順次サブスク配信されているが、多くの曲がゲーム内で使用されているショートVer.での配信(上記「MOTTO!」もショートVer.のみ)となっており、この対応にファンから批判が集まっている。
再登場はストリーミングでトップ10に復帰した「シンデレラボーイ」と、この時期の定番となっている「クリスマスソング」がMV再生数でポイント圏内に入ってきた。
つづきましてトップ10の発表です。
「第ゼロ感」がダウンロードで順位を上げトップ10入り。映画は直前まで声優の交代について発表せず非難を浴びたが、映画そのものの内容は公表のようだ。
初登場は2曲。今回はCDと同日配信開始となった「ここにはないもの」がダウンロードでポイントを獲得し8位。ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」主題歌「妖」が7位に入った。
またNetflixで配信されているドラマ「First Love 初恋」の影響で「First Love」がストリーミングで約5年ぶりのトップ10入り。またこのタイミングで7インチのアナログ盤もリリースされており、リバイバルヒットとなりそうだ。
上位争いは「Overdose」がMV再生数でポイントを入れ3位まで浮上。ここ2週MV再生数の順位を急激に落としていたが、何らかの不備があったようだ。ただそれ以外では動きが無く「Subtitle」がポイントを伸ばし準パーフェクトで2週連続4度目の週間首位獲得となった。
それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではOfficial髭男dismが2位に浮上。またAimerが4位に後退。なおKing GnuとAimerは昨年のポイントを失っており、これから大きく順位を落とす可能性がある。
それ以下ではなとりがトップ20入り。ポイントの高い状態が続けば、更に上位に進出してきそうだ。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第2節のチャートでした。来週もまたご覧ください。