このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
それでは第37節の結果です。まずは11位以下を発表です。
前節は事務所の後輩である宝鍾マリンにビデオストリーミングのトップ10を譲る形になっていた星街すいせいが再浮上。2曲が再登場となり、「カーテンコール」は優里が3日にROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024に出演した際に披露した影響もあり、オーディオストリーミングで順位を伸ばした。Number_iも11日にこのイベントに出演しており、17日にはSUMMER SONICにも出演予定で続伸する可能性がある。
ここでの初登場は3曲。横浜スタジアムでのライブ映像が公開された「点描の唄」が、3要素全てで2018年8月のリリース以来最高順位となり初登場。Nissyのソロデビュー11周年となる6日にリリースされた「そうしようか」が14位。19位の「Be Mine」はリリース4週目で急浮上。2日に英語版がリリースされた影響によるものか? なおJIMINについてはこの曲が収録されているアルバムのタイトルナンバー「Who」がSpotifyでのみグローバルチャートでも1位になる現象が起きており疑惑が向けられている(AmazonやAppleなど、他の主要サブスクではランク外であり不自然)。
つづきましてトップ10の発表です。
「幾億光年」、「Bling-Bang-Bang-Born」、「I wonder」はいずれもビデオストリーミングでポイントを伸ばしている。なお「幾億光年」は今週でビデオストリーミングの週間トップ10入りが20週に達したため、来週以降はリカレント・ルールの対象となる。
ここでの初登場は2曲。今月リリースのアルバムから「RED OUT」が8位。5ヶ月連続リリースの最後となる「familie」がダウンロードで1位となり6位に入った。
上位争いは3週連続2位だった「新しい恋人達に」が4位に後退。「ファタール」はポイントを伸ばしたものの3位のまま。2位にはCDTV出演効果もあり「はいよろこんで」が首位に接近。しかしそれを押さえ「ライラック」が今週も首位を守り、これで5週連続通算6週目の1位。Mrs.GREEN APPLEは今週7曲が入り、チャートを支配する形となった。
では今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではキタニタツヤが11位に後退し、米津玄師がトップ10入りした。またSnow Manが次節開始時点で8位に後退する。現在週間チャート上位のback number、こっちのけんとが今後どこまで順位を上げてくるか。
その他、現在の曲別暫定年間ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第37節の結果でした。来週のチャートもぜひご覧ください。