このチャートで用いているBillboard Japanのダウンロード、オーディオストリーミング、ビデオストリーミングの要素を含め、Billboard Japan全体の仕様解説も掲載しておりますので、併せてご覧いただければと思います。
(重要なアップデート)
Billboard Japanでは今季下半期(6月4日発表)のチャートから、Hot 100ではチャートイン52週を経過した曲、およびHot Albumsでは26週を経過した作品に対し、ストリーミングのポイントを割合減算するリカレント・ルールを導入しました。リカレント・ルールについては以下のリンクもご覧ください。
当Green Hill Music Chartでは2021年度よりリカレント・ルールを導入しており、今回の改訂に伴い「Hot 100に反映される(CHART insightに表示されている)順位によりポイントを付与する」との規定に、(ただしリカレント・ルールの対象になっている曲は除く)とし、今後チャートを制作していきます(大多数の曲は今まで通り順位が付きます)。
それでは第29節の結果です。まずは11位以下を発表します。
今週は24曲がポイントを獲得。「Plazma」と「BOW AND ARROW」はシングルCDのリリースに合わせライブ映像を公開し、後者は7週ぶりのチャートインとなった。また「PUZZLE」が2週ぶりの再登場。なお「ダーリン」が今週からリカレント・ルールの対象となっている。
ここでの初登場は4曲。SNSで話題となっている「お返事まだカナ?おじさん構文!」がリリース3週目でポイント圏内進出。17日に兵役を終えたJ-HOPEのソロプロジェクトの最終作「Killin' It Girl」が18位。アイドルマスター SideMの10周年記念曲「SUPREME STARS !!!」が20位。2018年にリリースされた「拝啓、少年よ」が9日に放送された「この歌詞が刺さった グッとフレーズ ~100年後に残したい名歌詞ランキング~」により注目され初のチャートインとなった。
つづきましてトップ10の発表です。
トップ10の初登場は5曲と半数が入れ替わった。今月3日に日本人男性VTuberとしては初(にじさんじのライバーとしても初)となるチャンネル登録者数200万人を突破した葛葉の1年半ぶりとなるオリジナル楽曲「ギミモ」が9位。今週リリースされるミニアルバムのタイトルナンバー「Hollow」が7位。来月23日にシングルCDがリリースされる「SERIOUS」のMVが公開され6位。9月5日リリース予定のアルバム「Prema」からの先行配信となる「Hachikō」が5位に入った。
上位争いは前節4位の「GRIT」が一気に19位まで後退。前節のベスト3がそれぞれ一歩ずつ後退する中、首位に立ったのはHANAの「Burning Flower」。先月3日の「VIVA LA ROCK 2025」でお披露目されており話題となっていた。
なおこれで初登場1位が3週連続で発生しており、当チャートとしては珍しい展開となっている。
それでは今週の結果を受けて、アーティストランキング上位40組はこのようになりました(ポイントの増減に伴う順位変動に対し赤文字、青文字表記)。
トップ10ではback numberが1つ順位を上げ6位に浮上。なお7位に後退したNumber_iは次節開始時点で8位に落ちる。また今週41Pt.と大量ポイントを獲得したHANAが9位に浮上。来週は更に上位に進出となるか。
その他ランキングはこちらからご覧ください。
以上が第29節の結果でした。そして今週土曜日はいよいよ今季の上半期表彰となるGreen Hill Music Camp 2025の第一弾、昨年下半期から今年上半期の変則年間ランキングによる選抜戦Green Hill Music Review 2024-25の発表となります。こちらもどうぞお楽しみに。
それでは来週のチャートもぜひご覧ください。