WCCF・第31回全国大会優勝チーム分析

 いよいよVer.1.1になって初の大会。レギュレーションもU-5(白以外5枚以内)からU-R5(キラ5枚以内)と変更になり、黒カードも白同等に使えるようになった。この変更により、より高度な戦術が可能になるであろう。
 そんな中、バージョン変更初の大会を征したのは、

サンダーユース(近畿ブロック・火曜優勝)
先発
GK ゴメス
DF アンドラーデ マルチェナ フレージ トゥーレ
MF ギグス(キラ) ビエラ(キラ) C.ロナウド(キラ)
FW クレスポ(キラ) アンリ(キラ) アドリアーノ
控え
DF セサル
MF ダボ アッピア ファブレガス
FW ガンツ

  フォーメーションは4-4-2と言っていい布陣。ギグスビエラが中盤でクレスポがトップ下、アンリが左、C.ロナウドが右。中央でアドリアーノが待っている。4人を前線に張らせ他方向からの攻撃で相手をねじ伏せる布陣だ。
 先に紹介したとおり今回からU-R5に出場資格が変更され、大会でも黒カードが多数を占めるチームと激突したが、これらを退け頂点にに立った。コスト的にもU-5の方が育てやすいのが利点として挙げられる。しかしU-R5での完成形がU-5を上回るのは間違えなく、U-R5での理想系を見出すのがまず課題となりそうだ。それにあえてU-5で挑む者も少なくは無いだろう。U-5vsU-R5、しばらくはこの構図となるのではないかと思われる。