WCCF・第34回全国大会優勝チーム分析

 日本ではいよいよJリーグの06年シーズンが来週開幕する。開幕前週の世界的恒例イベント、スーパーカップWCCFで言うナショナルスーパーカップ)ではカップ戦優勝の浦和レッズがリーグ戦優勝のG大阪を下し今シーズン初めてのタイトルを獲得した。
 こちらは2月最後の全国大会。激しい戦いを征したのは、

ハヤブサ07(九州ブロック・水曜優勝)
先発
GK ツェホ(黒)
DF F.カンナバロ(黒) テュラム(黒) ネスタ(黒) キャンベル(黒)
MF マケレレ(キラ) ディ・ビアッジョ(キラ) ランパード(黒) ロッベン(キラ)
FW ヴィアッリ(キラ) カカ(キラ)
控え
DF ヘイティンガ R.アジャラ(黒)
MF ジェレミ デ・ロッシ
FW シセ

 フォーメーションは3-4-3。キャンベルをセンターのボランチに使い、トップ下はランパードロッベンを左、カカを右に配置した布陣である。R.アジャラも控えており、今大会失点1と抜群の守備力を発揮しての優勝となった。
 このゲームの特性としてDFの位置にいる選手は味方のコーナーキックの際、ゴール前へは上がらないようになっている。そこで空中戦の強いDFであるキャンベルをボランチに上げることによりCKでの空中戦で優位に立とうとしているのだろう。しかし前々から取り上げているようにDFをボランチとして使う場合のデメリットもある。どちらがよりよい選択か。しっかり確認しておくべきだろう。