バーレーンGP予選

 気づけば私のF1暦も15年になります。最近のF1はルールが変わりすぎて正直滅入っているところがあるので、インディ開幕までの暇つぶしとしてちょっとやってみます。

 例年オーストラリアが開幕の舞台だったのですが現在連邦評議会が開催されている都合上、今年はバーレーンでの開幕となりました。熱そうですね。
 今年から予選は15分(22台・下位6台が脱落)→15分(16台・左同)→20分(10台)と言う勝ち抜き制になりました。出したタイムはその回のみ有効で、最後の20分は決勝レースで積載するだけの燃料を積んだ状態で走る必要があります(予選後使用量だけ継ぎ足します)。

 ヨーロッパに戻るまでは各チームの戦力は分かりづらいところもありますが、今回の予選結果から「速さ」を分析してみます。

ルノーアロンソ4・フィジケラ9) 評価◎
 予選の通じての一番時計をアロンソが出しているが、最後の予選で順位が伸び悩んだ。とは言え2台ともいいタイムを出していたので昨年同様好調をキープしているのではないかと思われる。

マクラーレンライコネン22・モントーヤ4) 評価○
 ライコネンは1本目タイムを出せずよもやの最後尾スタートとなってしまった。モントーヤのタイムを見る限り早いことは早いがやはり信頼性となると?をつけざるを得ない。

フェラーリシューマッハ1・マッサ2) 評価▲
 シュー兄はこれでセナの歴代ポール回数に並んだが2本目のタイムを見る限り、3本目は燃料を軽くした可能性がある。新加入のマッサはシュー兄に近いタイムで評価できる。

トヨタシューマッハ17・トゥルーリ14) 評価×
 え? これかなりヤバい? 金曜日に3台走らせられないことを考えてもこの状況だと今年は苦戦するかも?

ウィリアムズ(ウェーバー7・ロズベルグ12) 評価△
 カーナンバー相応と言えば相応。現状では上位争いはちょっと厳しいか。

ホンダ(バリチェロ6・バトン3) 評価▲
 バリチェロがまだ車になじんでいないか。バトンの速さを見るとフェラーリと同等の評価は可。上位争いするにはさらにプラス1が欲しい。

レッドブルクルサード13・クリエン8) 評価△
 クルサードはこの予選ルールなら言い訳は効かないはずだが2本目でKO。入賞圏内での争いか。

ザウバーハイドフェルド10・ヴィルヌーブ11) 評価△
 △の3チームはほぼ同等と見ていい。

ミッドランド(モンテイロ19・アルバース18) 評価・

トロ・ロッソリウッツィ15・スピード16) 評価・
 ミッドランドとの差はおそらくエンジン(特例でリミッター付きのV10エンジンを使用)

スーパーアグリ(佐藤20・井出21) 評価・
 まだ戦えないマシンであることは明白。ここから1年でどこまで上にいけるでしょうか?

 やっぱり今年もルノーアロンソが中心かな?