ここまで地方の統一ＧＩを４勝しているユートピア（牡６）が、あのゴドルフィン軍団の一員になることが明らかになった。移籍金は４００万ＵＳドル（約４億６０００万）。ＧＩタイトルを持っている現役競争馬が海外移籍するケースは、もちろんこれが初だと言う。
３月２５日にドバイで行われたゴドルフィン・マイル（国際Ｇ２）を逃げ切り勝ちした姿を見たゴドルフィン軍団の総帥、シェイク・モハメド殿下の熱いラブコールによりこの話が成立。このゴドルフィン軍団（チーム・ゴドルフィン）は世界的な競走馬育成チームで、欧州、米国はもちろんのこと、最近は日本の地方競馬にも参戦している。この馬の将来だけではなく、日本競馬の地位向上を担う重要かつ名誉的な役割を背負うことになった。
順調に行けばアメリカ競馬の祭典であるブリーダーズ・カップに出走することになるとのこと（アジュディミツオーと対決と言うシーンが見られるかも）。鞍上は…、ユタカにするのかな？ ゴドルフィン軍団の一員である証、ロイヤルブルーの勝負服を着けた武豊も見てみたい気がするが、まぁもっと上手い人はいるからな。ペリエとかデッドーリとか。
さて、どうなりますやら。
