Ｆ１モナコＧＰ、ル・マン２４時間耐久と並ぶ世界３台レースの一つであり、今期のインディカー・シリーズ第４戦。第９０回インディ５００マイルがいよいよ今日（日本時間深夜１時）から開幕する。集客、規模など世界最大クラスのこの開催も、今年は記念すべき９０回目の開催。インディ・ジャパンから２週間、いよいよ最大の戦いが幕を開ける（インディ・ジャパンのレポートが未完でゴメンぽ…）。
さて現地時間の７日からスタートするこの開催、決勝は３週間後の２８日に行われる。通常２～３日で行われるレースイベントだが、これだけの日程を費やすのはインディ５００だけだろう。まず最初の２日間は恒例のルーキー・オリエンテーションが行われる。これはインディ５００に初出走するドライバーに対して行われるもので、これをパスしないとそれ以降の参加が許されないだけにドライバーはもちろん、チーム側もきっちりとしたマシン作りを要求される（この２日間以降に初出場したいドライバーが現れたときは、臨時にルーキー・オリエンテーションが行われる）。レースが５００マイル（約８００ｋｍ）にも及び、レース中の時速は３６０ｋｍ／ｈ以上にもなるため、こういう措置も納得が出来るだろう。
火曜日からはいよいよ予選に向けたフリー走行が行われる。正午～６時まで、ほぼ１日中フリー走行が出来てしまうのもこの開催の大きな特徴と言える。インディカー・シリーズに参戦しているドライバーだけではなく、このレースのためにスポット参戦してくるドライバーも数多くいるので、車とコースに慣れる意味でも、この時間はそれぞれのドライバーにとって有意義な時間になるだろう。
そして土曜日、２週間後の決勝に向けた早くも予選がスタートする…（これもルールが独特なので次回に）
今年はマイケル・アンドレッティやアル・アンサーJr.もエントリーしており、９０回目を迎えるにふさわしい開催となるだろう。今年はどんなレースになるのか。非常に楽しみです
