コミケでTBSが参加者を見下し行為

 コミックマーケット70は13日に3日間の日程を終え、無事閉幕した。今回も真夏の東京・有明にのべ50万人近い参加者が詰め掛け、会場は大いに盛り上がりを見せた。

 さてその開幕日である11日、毎年夏コミに来ているTBSがとんでもない失態をおかしてしまったのである。

http://amatanoyo.blog16.fc2.com/blog-entry-698.html

 2ちゃんねるの記事なので信憑性に関しては?が付くが、これがもし本当のことであれば大変なことである。記事によれば撮影を嫌がった男の一方的な言動により、TBSのスタッフが逆ギレを起こしたような書き方をしているが、発端はカメラを動かしているにも関らず嘘を付いたカメラマンの方にあるように思える。

 恐らく、そのカメラマンは文句を言ってきた男をオタクの分際で見下したのだと思う。

 このような行為が、世論を動かすだけの力を持っているテレビ関係者が言っていいことなのだろうか?

 断じて“否”である。

 そのカメラマンも嫌々この仕事を引き受けたのかもしれないが、このような失態を起こしてしまえばテレビ局やマスコミに悪いイメージが付くのは必至である。

 しかしここで済めば良かったものの、猛抗議した男に対し止めに入るべきTBSのスタッフが逆ギレを起こしてしまったのである。結果、周りの人を巻き込み乱闘寸前になり警備員とコミケスタッフが仲介に入る始末に発展してしまったのである。

 皮肉なことに、会場であるビッグサイトに通じる屋根付きの通路にはTBSのアニメポスターが並べられていた。彼らはそれを死ってか知らずか、それに泥を塗るようなことをしてしまたのである。


 これはある意味、人種差別的行為とも言っていいだろう。結局、一方的な意見を流すべきでない報道関係者が、その一方的な感情によりこのような墓穴を掘ってしまったのである。オタクの風当たりは確かに厳しいのだが、その内の何割がマスコミによって植えつけられたものなのであろうか?

 情報を正確かつ分かりやすく伝えるべきテレビ局が、情報を歪曲し、それを利用し面白半分に世論をコントロールさせるのは、果たしてテレビ局のするべき行為なのだろうか?

 バライティ番組のみならず、情報番組までもがこのようなスタンスで作られていたら、あなたはテレビを信じられますか?


  2011年7月24日、地上アナログ放送が終了します。この際、テレビが本当に必要かどうか、考えてみませんか?