いよいよ大詰め:F1&インディ

 F1は今週のイタリアGPでヨーロッパでの最後のレースとなる。またインディは早くも最終戦を迎える。どちらもチャンピオン争いがもつれており、それがどう転ぶか。

 F1イタリアGPはフェラーリのお膝元で行われるだけあって沢山のティフォシフェラーリファン)でスタンドは埋め尽くされている。現在ランキングはアロンソがシュー兄に12点差を付けている。一昔前であれば「リタイアすればまだ全然分からない数字」なのだろうが、今のF1はなかなか壊れないので(両者ともここまで無得点は1レースだけ)この12点差は追うものにとっては簡単に詰められる数字ではない。シュー兄はこのホームで点差を縮めなければ、8度目のチャンピオン獲得は厳しくなるだろう。
またルノーフェラーリに2点差でしかない。ここはセカンドドライバーであるマッサとフィジケラが鍵を握る。フェラーリがまずはコンストラクターズで逆転するか、地元レースとなるフィジケラがここで意地を見せるか。

 しかし、何より注目なのはこのレース終了後、フェラーリが来期の陣容を発表すると言うところだろう。シュー兄の契約が今年で切れるため、引退するのではとの憶測がなかれている。またここに来て、現在マクラーレンライコネンが、フェラーリと仮契約を結んだとの情報も流れている(ルノー代表のブリアトーレ談)。ミハエル・シューマッハ37歳、その運命の発表が近づいている。


 アメリカのインディは今週最終戦を迎える。今年は今までに来れば若干少ない全14戦で行われてきたが、近日発表される来年は全16戦になるのではないかと見込まれている(オーバルとロードがそれぞれプラス1)。

 チャンピオン争いは今期速さを見せ付けたペンスキーとチップ・ガナッシのドライバーに絞られた。

1位 E.カストロネベス 441ポイント(4勝)
2位 S.ホーニッシュJr. 440ポイント(4勝)
3位 D.ウェルドン 422ポイント(1勝)
4位 S.ディクソン 420ポイント(2勝)

 カストロネベスはもちろん、対象3選手に最先着すれば良い。ホーニッシュも9位以上で3人に最先着すれば逆転出来る(カストロネベスに先着+3位以上(もしくは4位以上+最多ラップリード)でも可)。
 ウェルドンは4位以上。ディクソンは3位以上(両者とも5位以上+最多ラップリードでも可)が最低条件となる。ただし、上記2人が3位以上(もしくは4位以上+最多ラップリード)の場合はノーチャンスとなる。
 このコースではホーニッシュが2勝、昨年はウェルドンが征しているが、とにかく接戦になることで有名なコースである。競馬で言うハナ差、アタマ差が十分ありえるので、ほんの僅かな差でチャンピオンが決まる可能性があり、クライマックスを飾るにふさわしいコースと言えよう。チャンピオンを獲得するのは、果たして誰か?

 なおこのレース、D.フランキッティが負傷のため、AGRの27号車はA.J.フォイト4世に乗り変わりとなっている。