２００８年のＪＢＣ開催地が兵庫県尼崎市にある園田競馬場に決定した。西日本では名古屋競馬場で２００５年に開催されたことがあったが、それ以来の開催となる。
園田競馬場は１周が1051ｍと日本の競馬場の中でも最も狭いコースであるが、現在ＪＲＡで活躍している小牧太騎手や岩田康誠騎手がかつて所属し、現在は川原正一騎手がエース的存在である。そんなこのコースでは現在以下の統一重賞が行われている。
兵庫チャンピオンシップ（３歳・ＧII・1870ｍ）５月上旬
兵庫ジュニアグランプリ（２歳・ＧII・1400ｍ）１１月下旬・今年から格上げ
兵庫ゴールドトロフィー（３歳以上・ＧIII・1400ｍ）１２月下旬
２歳、３歳ともＧＩへ向けた重要なステップレースであり、暮れの短距離戦も翌年へ向けた熱い戦いになる。これら重賞と同じ距離、ＪＢＣスプリントは1400ｍ、ＪＢＣクラシックは1870ｍで行われることになった。
関西の地方競馬ファンが待ちに待ったＪＢＣ誘致を成功させ、来年の本番が待ちきれない人も多いだろう。上記ＪＲＡ騎手の凱旋も十分ありえそうで、来年の１１月３日は今までに無い盛り上がりを見せそうだ。
