オリコン:06-07シーズン第22節展望

 第21節はB'zが自身の連勝記録を39に伸ばす首位獲得。15.3万枚と売り上げは伸びを欠いたが、きっちり連勝記録は更新する形となった。氷川きよしは2位と3位に同時ランクイン。こちらは相手、順位を見ても分かるように復調の兆しを見せる結果となった。
 レミオロメンAqua Timezとの接戦となり、なんとか4位を守ったが今後の上位争いは厳しそうだ。Aqua Timezはタイアップ効果の問題があったが前作比微減と力は発揮できた。田村ゆかりは自己最高スコアで7位に入ったが、タイアップ効果を考えると上積みがあったかは微妙なところ。kannivalismは前作比微増と着実にステップアップし9位。redballoonが巻き返しに成功し2度目のトップ10入りを果たした。なお、安倍なつみは15位、前田亘輝は18位、川田まみは21位となった。

 第22節は明けて16日にリリースされる曲が初登場の中心となる。前作1位獲得アーティスト同士の白熱のベスト3が見られるだろう。

 1番手は桑田佳祐。ソロとしては約5年ぶりのリリースとなるが月9の主題歌などタイアップも強力。サザンの最近の結果から見てもここは本命となるだろう。

 2番手は接戦となりそうだ。デビュー戦で勝ったテゴマスとEXILEとは僅差。タイアップの強さもほぼ互角と見ていいが、どうやらテゴマスの方が若干分があるようだ。8万枚が勝敗ラインと見ていいだろう。

 リリースペースが相変わらず速いAAAは2戦連続でベスト5に入れるか。相手となるabingdon boys schoolのタイアップ効果がイマイチ不透明な部分を考えると、上回れる可能性はあると見ていい。

 ベスト3のレベルの高さにも注目したい第22節。ここ最近トップの売り上げが伸び悩んでいるが来週はどうなる?

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