オリコン:06-07シーズン第30節結果と第31節展望

 第30節はGolden Circle feat. 寺岡呼人松任谷由実/ゆずが4.5万枚で首位を獲得。数字はイマイチだったものの結局新曲の中では1週間を通じて他に追随を許さなかった。スタートで出遅れた東京事変は2位と、久々がたたり終始伸びを欠いた。僅差の3位に入ったのがスキマスイッチ。アルバムが絡まないところが勝負となるだろう。
 ℃-uteは5位と、デビュー戦とほぼ同じ数字はいい意味で現状維持と言っていい。Micro of Def Techは徐々に調子を上げ6位。シドは中島みゆきに競り勝ちなんとか10位を守りきった。なお、エナメル・ブラザーズは14位と言う結果となった。


 第31節は明けて18日リリースのシングルが初登場の中心となる。いよいよ夏休みシーズン。ここから有力アーティストが続々と登場する。

 まずその1週目は、浜崎あゆみvsポルノグラフィティの対戦となった。現在15連勝中の浜崎あゆみであるが、1年1ヶ月ぶりと久々な面に加え、ベスト盤の伸び悩みもあって不安予想が大きい。連勝を伸ばす道のりは容易では無さそうだ。

 一方ポルノグラフィティはCMでの実績から好調をキープしている。こちらも9ヶ月ぶりとなるが安定感なら負けてはいない。接戦となれば大金星の可能性も出てくるだけに、両者の出だしに注目したい。

 ORANGE RANGEはさすがにこの2組には付いていくことが出来なさそうだが3位は十分確保できそうだ。前作からどこまで数字を伸ばしてくるかも見ておきたい。

 Janne Da Arcのyasuによるソロプロジェクト、Acid Black Cherryがいいスタートを見せている。Janne Da Arc自身も上位の常連だけに侮れない存在となりそうだ。

 清木場俊介は2枚同時リリースとなるが、票割れの心配はそれ程無さそうだ。逆に不調そうなのが木村カエラ。上位進出にはやや苦しい位置からのスタートとなりそうだ。これに4種リリースのAAAがトップ10圏内に迫れるか?


 激しい入れ替えが予想される第31節。暑い夏へ向け、チャートもヒートアップしそうだ。