オリコン:06-07シーズン第34節結果と第35節展望

 第34節はタッキー&翼が5.8万枚で連勝となったが、またしても初動を落とす結果となってしまい今後に向けての不安は一層強くなってしまったと言っていいだろう。UVERworldはノータイアップながら2位に食い込み、こちらは視界良好と言える。らき☆すたのリミックス版は、リミックス版と言うことを考えれば3位は十分な結果だろう。
 YUKIは久々ながら4位と好調をキープ。週末デイリーチャートをにぎわせたRSPが13位スタートから5位に食い込む大躍進。今週以降も引き続き上位が狙えそうだ。AKB48は6位ながら、先週のトップ争い同様握手券がらみによるところが大きそうだ。いきものがかりが10位に食い込み2度目のトップ10入りを果たした。なお、Every Little Thingが14位、モーニング娘。誕生10年記念隊は15位、リア・ディゾンは16位、BUCK-TICKは18位でした。また今期初めて20位が1万枚以上をセールスしているレベルの高い週になった。

 なお19位に入った秋川雅史が、累積売り上げ100万枚を突破。ミリオン達成は昨年5月のKAT-TUN以来となった。


 第35節は8月15日リリースの曲が初登場の中心となる。お盆真っ只中のこの週は逆にレベルの低い争いとなってしまいそうだ。

 首位争いは共にドラマ主題歌のTOKIO小田和正の争いとなりそうだ。とは言えTOKIOの前作初動は4万枚を割っており、小田和正も前作は2.2万枚と、歴代ワーストも視野に入れた戦いとなりえる可能性もある。視聴率では月9の小田和正の方が優勢ではあるが、どちらに上積みがあるか。この争いにRSPが割り込む可能性も考えておきたい。

 mihimaru GTザ・クロマニヨンズはここが正念場と言える。上位はもちろん、数字を出してアピールするチャンスと言える。堀江由衣は金曜リリースなのがネックだが、その金曜日からはコミケが始まるため、帰り際のアキバで買う人がどれぐらいいるかによるところが強くなるだろう。それは「ネギま!?」の企画モノ2枚にも同じことが言える。


 一転、夏枯れの危険性を含んだ第35節。お盆の最中チャートはどう動くか。


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