オリコン:06-07シーズン第50節結果と最終第51節展望

 第50節はTOKIOが3作ぶりの首位獲得に成功。売り上げは4.6万枚と、やはり他のジャニーズ系と比べると物足りないが、内容よりも結果を重視した形と言えるだろう。Acid Black Cherryは2週目のKAT-TUNの追い上げを受けるが僅差で退け2位を確保した。こちらもTOKIOと同様前作から数字を伸ばしている。週の半ばにじわりじわりと追い上げたAIDS チャリティ Projectが4位。2位とは約4千枚差と、スタートの差が明暗を分けたようだ。今週意外と奮闘したのが6位のBerryz工房。自己最高初動を更新し、今日発表された紅白歌合戦にも参戦することとなった。逆にERIKAは伸びを欠き7位と惨敗。やはり例の騒動が尾を引く結果となってしまったようだ。mihimaru GTは好条件が加わったもののこちらも伸びきれず8位まで。倉木麻衣は9位で、どうやら推移も下げ止まりを見せたようである。今週は10位も2万枚を突破していそうで、トップレベルは低いものの、全体的には密度の濃い内容のチャートとなった。なお、アルバムチャートでは小田和正が首位を獲得し、史上初めて60代での首位獲得を達成した。


 いよいよ今シーズンも最終節となる第51節を迎える。明けて5日にリリースされる曲が初登場の中心。トリを飾るのは果たして誰か?


 一番人気を集めそうなのが桑田佳祐。今年ソロで3枚目となるが連勝を6に伸ばせる可能性は非常に高い。前作の9.3万枚から再び10万の大台を超えることが出来るかが焦点となるだろう。

 これを追うのがabingdon boys school。ここまでの成績は非常に安定しており、ベスト3入りが十分視野に入るメンバー構成ともなっている。前作の数字でも2位は可能だがやはり数字は伸ばしておきたい。

 CHEMISTRYは今週末から始まるサッカークラブW杯のイメージソングをMONKEY MAJIKとのコラボでリリースする。2者の相乗効果が見込めそうだが2番手争いに食い込むまでには至らないか。

 これ以下は音楽ガッタスの逃げをどう捕らえるかが勝負となる。綾瀬はるか、シドがこれを追いかけているが、MISIAと補正が効く平野綾も候補に入るだろう。なお、前回猛威を振るったREBORN!のシングル2枚だが、今のところ上位を脅かす存在にはなっていないようだ。


 年間集計期間が変更された06-07シーズンもいよいよ最終節。年間チャートの行方も注目の的となるだろう。

オリコン
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追記:首位獲得予想枚数
桑田佳祐の首位獲得予想枚数は最大で10.4万枚ですが、ペース次第では9万枚を割り込む可能性もあります。