オリコン:2008年シーズン第7節結果と第8節展望

第7節結果

1位 青山テルマ feat. SoulJa(前節3位:初の首位獲得者は4週連続)
 先週末からの好調を持続し完勝とも言える内容で首位を獲得した。売上も先週から3千枚しか落としておらず、原曲の売上枚数をあっさり更新した。この首位獲得の効果で今後も売上を伸ばし続けるのではないかと思われる。

2位 中川翔子(自己最高位更新)
 現時点で詳しい数字は入っていないが、3位とはかなりの僅差の模様である。2位は前作の3位を上回ったものの、2.6万枚は前作より数字を落としている。この結果を受けて今後どのような使われ方をするかにも注目が集まる。

6位 mihimaru GT
 こちらは僅差となった5位争いに敗れた模様。順位自体は前作の8位よりいい位置だが、売上が大幅にダウンしており、紅白出場を機にしたステップアップは出来なかった形となった。

7位 いきものがかり
 アルバムからの先行シングルであるが、前作比2千枚のダウンであれば十分許容範囲と言える。来週のアルバムにかかる期待はこれで増したと言えるだろう。

8位 ステファニー(初のトップ10入り)
 7位争いを僅差で落としたが、それでも前作80位、自己最高位36位からは大幅なジャンプアップである。同じガンダムOOの主題歌であるthe brilliant greenにいい形で繋げることが出来た。

9位 the pillows(初のトップ10入り)
 前作は15位だったものの1万枚に到達おり、今回は順位も結果に付いてくる形となった。売上も前作から伸びており、今後も期待が持てる内容である。


第8節展望(いよいよ主力どころが動き出す)
(GP)はグランプリ出場アーティスト
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/53937108.html

(GP)KAT-TUN
前作は昨シーズンの最高初動となる35.1万枚を記録したが、さすがにこの数字を求めるのは難しいかと思われる。とは言えダントツの強さを誇っているだけに、この数字をいかにキープできるかが今後に繋がるだろう。

ゆず
前とも後ろとも差があるために単独の2番手となりそうだ。前作はサントラシングルと言う特異な形となっており、こちらもこの数字をどれだけ維持できるかがポイントとなりそうだ。

(GP)水樹奈々
前作の数字はメンバー中3番手であるが、どうしてもタイアップはその時と比べると劣ってしまう。3番手争いはやや不利な状況で、上記2組同様我慢の展開となるだろう。

東方神起
メンバーがそれぞれ別ボーカルで1枚ずつシングルリリースする第1弾。今回はCHANGMINのボーカル。先日の首位獲得で機運は増しているが、あまり力を出し切れていないようである。

ASIAN KUNG-FU GENERATION
前作の数字は水樹奈々東方神起とほぼ同等であるが、こちらもそれ程調子が上がっていないようだ。前作の6位は上回っておきたいところだが、この相手の中どうか?

Buono!
前作のデビュー戦は5位と奮闘したが、2戦目となるとご祝儀的なものが無くなるため真価が問われる。このメンバーの中、トップ10生き残りとなるか。初日がカギとなる。

(GP)RSP
前作のアンサーソングから今回はアニメ「BLEACH」の主題歌。結果が出るタイアップではあるが、かなり苦戦している模様である。

木村カエラ
トップ10の常連になりつつあるが、なかなか上位に進出できない状態にある。調子自体は悪くないものの、今回は強力なメンバーに阻まれる形となりそうだ。

清木場俊介
ここ2作は9位が続いているが、ここはトップ10生き残りの正念場となりそうだ。新旧入り混じったトップ10入り残り争いに生き残ることが出来るか。

the brilliant green(先行シングル)
ガンダムOOの主題歌。月末にリリースされるベスト版にも収録されているが、タイアップの強さが上回りそうである。とは言え目標は今週のステファニーの順位か?

大橋卓弥
スキマスイッチのボーカルが初のソロリリース。グループでの勢いを持ち込んでおり、3番手争いで一歩リードしているようである。今週の基準となりそうな存在だ。


オリコン
http://www.oricon.co.jp/


追記:首位獲得予想枚数
KAT-TUNのペースは前作をやや下回る34万枚ペース。言うまでも無く首位は確定的で、今シーズンのシングル暫定首位獲得もほぼ間違えない状況となりました。