第10節結果(アメリカからの刺客が大暴れ。その他国外組もチャートをにぎわせた)
1位 嵐(10連勝)
32.4万枚と言うぶっちぎりの数字をたたき出したが、なんと言っても火曜日に同時計上されたweb限定版の効果が大きかった。なお前作水曜日以降の売上から計算すると、火曜日の推定売上18.8万枚に対して、web限定版の売上はおよそ半数となる9.1万枚~9.9万枚ぐらいと推測された(水曜日以降、web限定版の数字が0であることが条件)。おそらくこの限定版と通常版を両方手に入れているファンがいると考えれば、納得のいく数字となる。
3位 宇多田ヒカル
前作からほぼ半減となってしまい、大幅に数字を伸ばした青山テルマ feat. SoulJaに水を開けられる結果となった。あまりの不調ぶりに「シングルカットした意味があったのか?」との声も聞かれる程である。しかしネット配信限定やアルバムリリースでは歌番組への出演が厳しいことを考えると(シングルCD全体の売上が悪いための底上げの意味も含む?)、出さざるを得ないところなのか。歌番組出演の基準と言うものを、そろそろ考える時期にさしかかっているのかもしれない。
4位 ジェロ
火曜日付けでは16位だったが、連日芸能ニュースで取り上げられ金曜日付けでは2位にまで浮上。結果5位に差を付けた4位となり前評判以上の結果をたたき出した。これで彼の夢である紅白出場が一気に現実味を帯びてくるであろう。
5位 清水翔太
ニューヨークにある数多くのアーティストを生み出してきた登竜門、アポロシアターで喝采を浴び、満を持しての日本デビュー作。同じくデビュー作となったジェロに敗れたもののデビュー戦で5位と好記録をマークした。
6位 平井堅
人気コミック「ハチミツとクローバー」のドラマ主題歌。しかしアルバム先行シングルと言うこともあり売上は前作より増したものの、やや消化不良と言ったところか。新人2人にも抜かれると言う苦しい結果となった。
9位 BENNIE K
ドラマ主題歌で、前作17位から大幅に数字を伸ばしトップ10入り。しかし13位となったBoAがアルバム先行シングルだったと言う点に助けられた感はある。次作へ向け上積みを重ねたいところだ。
第11節展望(近年稀に見るハイレベルな2位争い、誰が2位を? 誰がベスト3から落ちるのか?)
(GP)はグランプリ出場アーティスト
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/53937108.html
(GP)NEWS(現在7連勝中)
同じく連勝中のYUIとの対戦となるが、ここは他を圧倒する形となりそうだ。目の前で先輩が32万枚の好記録を叩き出しこの勢いに乗りたいところだが、前作26万枚の数字がどう動くか?
(GP)EXILE
タイアップがしっかり付いて三つ巴となりそうな2番手争いを一歩リードする形となりそうだ。前作実績でも3者の上なだけに、ここははっきりと白黒を付けておきたい。
(GP)YUI(現在2連勝中)
昨シーズンもっとも伸びたアーティストと言える彼女だが、ここは相手が一気に強化された。タイアップ的にもやや不利な部分があるため、2位確保には厳しい戦いが待ち受けていそうだ。
(GP)DREAMS COME TRUE
アニメ映画「ONE PIECE」とのコラボ版となる。前作は高い数字をたたき出したがここは前2組と水を開けられる展開となりそうだ。青山テルマ、ジェロを追いかける展開となると苦しい。
(GP)℃-ute(先行シングル)
発売延期でこの週に回ってきたが、厳しいことに変わりは無い。先行シングルだが、やはり初日の順位は気にしておきたい。
チャットモンチー
映画主題歌で一気に浮上のチャンスが巡ってきた。相手は強いがこれでトップ10入りなら十分評価されるだろう。
AKB48
PVに漫画家の蛭子能収が出演していることで話題だが、今回はいつもの握手券の他に、※ランダムで封入されているポスター(全44種!?)をフルコンプした人が参加できるイベントを用意。またしても物議を醸し出すことは必至であろうが…。
※ ポスター44種類がセットになったパックでの発売に変更となりました。もちろん、同じCDが44枚付いてきます。(従来どおり単品での販売も行っております)
※2 1ヶ月予報でもお伝えした通り、この商法が独占禁止法に抵触する恐れがあるため、イベントが中止になりました。なお払い戻しは来週月曜日から(今週やるとオリコンの順位に影響するため?)行われます。ただし未開封であること、ポスターとCDセットでの払い戻しが条件
正式な結果は必ず、オリコン発表のものとご照合ください。
http://www.oricon.co.jp/
上位予想枚数
NEWSが大方の予想通りトップスタート。ペースは21万枚ぐらいで前作から数字をかなり落としそうです。注目の2位争いはEXILEが11万枚ペースなのに対し、YUIは7.9万枚と勢いに差がありそうです。