オリコン:2008年シーズン第13節結果と第14節展望

第13節結果(思わぬ展開の連続で最後の最後までもつれる展開に)

1位 関ジャニ∞(エイト)(4連勝)
 スタートこそ前作より良くなかったものの、結局前作同等の19.4万枚を記録。なかなか20万枚の壁を突破出来ないでいるが、今やジャニーズの中でも安定感はピカイチと言える。

2位 安室奈美恵
 カバーシングルであることもさることながらPVも話題のネタとなり、なんと11.5万枚を売り上げ、自身約8年ぶりの初動10万枚オーバーとなった。昨年の宇多田ヒカル同様、復活路線に乗れるだろうか?

3位 aiko
 安室に負けたのは、これはもう仕方が無いとも言える。先行シングルながらスタートは良く、後半はやはり伸び悩んだものの前作比約1割減なら許容範囲だろう。

4位 山下達郎
 なんと自己最高位を更新(自己最高初動も更新した可能性が高い)した。これからドラマも終盤に入っていくことと、新譜が手薄になることからしばらく上位に名を連ねそうだ。

5位 Berryz工房
 こちらもカバーシングルとなり周囲の好調に後押しされてか、初めて初動が3万枚を超え自己最高初動を更新した。℃-uteと共に、ハロプロもまだまだ元気なところを見せている。

7位 東方神起(JEJUNG)
 連続リリースの最後で、最高順位・最高初動が出た。来月は5人に戻ってシングルがリリースされる予定で、これを経てどのような成長を見せるのか。

10位 山崎まさよし
 新曲としては1年10ヶ月ぶりと久々だったものの、なんとか10位を守りきることが出来た。こちらもドラマ主題歌で前作から数字を伸ばす結果となった。

11位 すぎもとまさと(前節20位からランクアップ)
 過去中村中徳永英明が取り上げられ、週末買い注文が殺到する現象が起こった「金スマ」で特集が組まれ、これも例に漏れず土・日だけで猛然と追い上げを見せた。

12位 中島美嘉
 トップ10には入れなかったものの、1.6万枚は次回の巻き返しが期待できる数字となっている。

13位 KOTOKO
 前作は実写映画主題歌(しかも公開は2ヶ月後)だっただけに、ここで巻き返しが出来たのは今後に繋がる。

14位 ゴスペラーズ
 トップ10から漏れるのは7年ぶりとなるが悲観する数字ではないだけに、次は結果が欲しいところだ。

正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合、ご確認ください
http://www.oricon.co.jp/

第14節展望(ここは谷間の週となる。上記の曲を追いかける展開となるだろう)

倉木麻衣
前作の2.2万枚からどれだけ上積みを作ることが出来るか。谷間の週だけに3作前の4位に近い数字を残したい。

THE ALFEE
安定した力を発揮するベテランだがやや調子が出ていないようだ。実績では一枚上だがスタートでつまずく様だと苦しくなる。

GOING UNDER GROUND
ここ最近は30位台の推移だが、CMソングで上昇気流を掴みつつある。今週はレベルが低くなりそうなだけに、チャンスがありそうだ。

高橋秀幸,Project R
最新の戦隊もの炎神戦隊ゴーオンジャー」の主題歌。こちらにもトップ10入りのチャンスが出てきそうなメンバー構成ではある。


上位推定予想枚数:
火曜日付けデイリートップはTHE ALFEE。ただ推移としては「良くて前作並の3万枚程度」ぐらいのスタートであることから(2位の倉木麻衣も同じ評価)、首位獲得に優位な立場に立ったのは先週末から好調の安室奈美恵と言うことになった。