オリコン:2008年シーズン第47節結果と第48節展望

 27日に開催されるベストヒット歌謡祭2008のノミネートが8日に発表されました。それに関しましては以下のリンクで特集しておりますので、ご覧になってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/58904569.html

第47節結果(全体的にレベルが高くなった。今週は11位以下もチェック)

1位 嵐(13連勝)
推定差 約+2.1万枚(+6.38%)
 先週の関ジャニ∞(エイト)が出した34.8万枚にどれだけ近づけるかに注目が集まる展開となったが、なんとその数字を越すことに成功。さすがに前作から数字を落としているが、今年リリースのシングルは全て初動30万枚越えを記録した。今年のシングル部門は嵐が席巻したと言っても間違えないだろう。

2位 ゆず
 初日こそは良い飛び出しを見せたものの、その後はやや伸びを欠く展開に。日曜付けではデイリーベスト3から落ちてしまった。売上自体は5.2万枚と前作を上回っているが、やや不満が残る内容と言える。

3位 コブクロ
 新譜の追撃を振り切り2週連続のベスト3入り。ただ前作よりペースが良くないようで、累積では不安残るだろう。

4位 小田和正
 火曜日は6番手だったものの、翌日には3番手に浮上。そのまま他の新譜を抑え週間4位を手に入れた。今月は史上最高齢でのドームツアーも控えており、この61歳まだまだ健在である。

5位 スピッツ
 結局水曜日以降は小田和正に先行される展開となってしまい、初日のリードを守りきることが出来なかった。前作から数字も落としており、久々だった点も原因の一つだっただろう。

6位 Berryz工房
 スタートが大事はハロプロ系であるが、出来ればゆずに近い数字が欲しかった。やはりその後は苦しい展開となってしまい最終的には6位まで順位を落とす結果となった。

9位 BREAKERZ
 先行シングルであり、前作より初動を落とす形となったがそれも僅かだった。アルバムに向けては良い結果を残す形となっただろう。

10位 チャットモンチー
 こちらも前作から数字を落とす結果となった。ただ1.8万枚と今週はレベルが高く評価はあまり落とせない。やはりドラマの時間帯が売上に影響したものと思われる。

11位 FUNKY MONKEY BABYS
 トップ10から落ちたものの、タイアップの映画が今週末公開と言う事を考えると内容的には悪くない。次回の巻き返しには期待していいだろう。

14位 SUPER JUNIOR-T×モエヤン
 今週ある意味注目を集めたのがこのスペシャルチーム。中間行われたイベントで金曜付け2位と言う驚きの推移を見せ、翌日には51位以下に沈むという更なる驚きを見せた。言うまでも無く金曜付けで計上された数字が多くの割合を占めている。

15位 茅原実里
 今回初めてアニメタイアップが付いた人気声優。初動1万枚越えを達成し、次回以降は警戒が必要となるだろう。


正式な結果は必ずオリコン発表のものとご照合・ご確認ください。
http://www.oricon.co.jp


第48節展望(大人になったあの4人組がカムバック。かつての強さをここで発揮できるのか?)

月曜付けデイリーチェック
 トップは引き続き嵐。まだまだ勢いは衰えず3万枚の後半が目安となるだろう。コブクロは1万枚の中間ぐらい。この2組を巡っての攻防となりそうだ。

ORANGE RANGE(前作7.3万枚)
 前作は人気アニメの主題歌だっただけに、前作の数字を維持するのは難しそうだ。とは言えここでは一枚抜けた存在。ただ、「未知」なる強敵の出現にどう立ち向かうか。

SPEED(前作1.7万枚:アルバム同発)
 シングルリリースは一時結成された5年前以来。今年の24時間テレビで復活を果たし、復帰第1弾シングルとなる。展開は読みにくいがORANGE RANGEを追う形になりそうだ。

the GazettE(前作4.2万枚)
 前作の数字では十分2番手評価可能。ちなみにORANGE RANGEの前々作は3.6万枚。あわよくば逆転首位の可能性も秘めているだけに、軽視は禁物だ。

DREAMS COME TRUE(前作2.4万枚)
 ここ2作はベスト5入りを逃しているが、今回は特典の効果もありスタートが良さそうだ。果たしてこのベテランも首位争いに加わることが出来るのか。

里田まい with 合田兄妹
 今回は3万枚限定と言う形でエントリーしてきたヘキサゴンの企画モノ。性質上、今回は3位以下となってしまうが、どれだけの枚数を捌くことが出来るだろうか。

中島美嘉(前作1.6万枚)
 前作はレベルの高い週でこれでも12位だった。今週首位を獲得した嵐が主題歌のドラマ「流星の絆」挿入歌。「花男」同様の挿入歌相乗効果が期待される。

Buono!(前作2.5万枚)
 先々週、先週の悪い流れを引きずる形となりそうだ。この相手なら初日は2番手を取っておきたいところだが、それもやや難しいか。

ゴスペラーズ(前作1.4万枚)
 こちらも前作はトップ10から溢れたが、ここは巻き返しのチャンスとなる。3週目のコブクロが目安となるだけに、まずはきっちり前からスタートしたい。

青山テルマ(前作2.4万枚)
 年末の賞レース・歌番に多く出演しそうな彼女だが、今回は苦戦を強いられそうだ。ドラマ効果で巻き返しを図りたいところだが、これで結果が出ないと今後が苦しそうだ。


火曜付けデイリーチェック
 火曜付け首位はなんとDREAMS COME TRUE。首位獲得なら約10年ぶりとなるが、上記にもあるように初回特典の効果がいつまで持つかがカギを握るだろう。the GazettEが差の無い2番手。4万枚の後半ぐらいのペースでこれぐらいが目安となりそうだ。SPEEDは3番手から。4万枚ぐらいのペースだが、話題を集めればこれ以上に伸びてきそうだ。レベルの低い首位争いになりそうだが、嵐を含めて首位争いは大混戦となりそうだ。なお、ORANGE RANGEは5番手と出遅れ。青山テルマは16番手と完全に出遅れた。


来週以降の注目新譜はこちらでチェック
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/58711134.html