第22節結果(追い上げ勢が活躍したが、首位争いは?)
1位 モーニング娘。
デイリーの順位的には急落、反発を繰り返す形となったが、結局はスタート時にあったリードを守りきり2年半ぶりの首位獲得。売上もほぼ想定内の4.8万枚となった。ここ最近は鳴りを潜めている感が強かったが、この首位獲得で久々に存在をアピールする結果となった。
2位 w-inds.
結局モーニング娘。とはデイリーチャートで3勝3敗。水曜付で首位に立ち差を縮めたかに思われたが、その後再び突き放される展開に。週末は前で展開したが、差を詰めるには至らなかった。想定を上回る4.4万枚を売り上げたのは、話題の韓国人ユニットBIGBANGとのコラボ効果があったのではないかと思われる。
3位 ゆずグレン
スタートは4番手だったが、徐々に前との差を詰め最後は僅かに抜け出した。ただ3.7万枚はゆず単体の数字と比べると物足りない結果に。キマグレンとしては、このコラボ効果を有効に活かしたいところだろう。
4位 VAMPS
やはり伸びを欠く結果となったのはアルバム先行分と言うことになるだろうか。ほぼ想定どおりの3.6万枚と言うこともあり、ゆずグレンの勢いが勝っていたと考えて良い。アルバムに向けてはそれ程悲観的になる数字ではないだろう。
5位 加藤ミリヤ×清水翔太
今週の台風の目となったのが彼ら。6番手スタートから徐々に順位を上げ、金曜付でデイリー首位に立ちVAMPSとの差もかなり詰める形となった。着うたでも好評だっただけに、これから累積でも期待がもてそうだ。
6位 THE ALFEE
5番手からスタートしたものの、加藤ミリヤ×清水翔太の勢いに押されベスト5入りならず。さらに7位のJUJUとは僅差となった。売上も前作から落としているが、彼ら程のキャリアがあれば固定ファンはしっかり付いてきているだろう。
8位 中島美嘉
さすがに前作は話題のドラマからの曲だっただけに売上減は避けられないところ。ただ前々作から比べれば同等の数字なだけに、ふりだしに戻っただけとも言える。
10位 清春
今作からavexに移籍してのリリースとなるが、日曜付で突如数字が高騰。この影響によりトップ10入りを果たすことになったが、やはりavexに移籍したと言うことからこの動きに疑惑の声が後を絶たない結果となっている。
その他
9位 樋口了一
11位 Superfly
月曜付で突如デイリートップとなった樋口了一が先週の53位からジャンプアップ。最高位を更新しトップ10入りを果たすこととなった。もちろん、この効果によるロングヒットも十分ありえるだろう。Superflyは清春の強襲に屈した形となってしまった。ただ売上自体は上がっており、次回の巻き返しに期待できそうだ。
月曜付けデイリーチェック
ベスト3にはロングヒットが狙える3組が並ぶことに。引き続き首位の加藤ミリヤ×清水翔太のペースは2万枚弱、2位のJUJUは1.5万枚を超えるぐらい、樋口了一は煽り次第ではJUJUを上回る可能性がありそうだ。
第23節新譜紹介
やはりここは福山雅治が抜けた存在。3作ぶりの首位獲得へ向けて好スタートを切る形となりそうだ。混戦となりそうなのが2位争い。abingdon boys schoolとスキマスイッチの争いが予想されたが、先月の勢いを見る限りここに桜高軽音部が入ることは必至。さらにデビュー日合わせで25日リリースのGLAYが、早いところでは店頭に22日には入荷されるとの事で、発売日を待たずに週間ランキングに登場することとなり、2位争いは乱戦模様となりそうだ。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/61112083.html