オリコン:2009年シーズン第23節展望

第23節展望(11位までが初登場だが波乱の展開に。さらに2位争いは見えない敵との戦いも)
順位は火曜付デイリーチャート

1位 福山雅治
 やはり抜け出す形となったが、スタートの数字も前作から比べてかなり良い。前作の数字(11.1万枚)を上回る事は間違えなく、どこまで数字を伸ばせるかに注目が集まることになりそうだ。
想定初動枚数:15.9万枚(MAXの数値。おそらく13万枚ぐらいか)

2位 真野恵里菜
 メジャーデビュー戦では5位とまずまずの結果となったが、今回この相手で2番手スタートと周囲を驚かせた。ただ、このCDの予約を前提とした握手会を開催し(既に20回ほど行っている)、その分の数字が含まれているようで、そうならば明日以降の暴落は必至だろう。もちろん、この売り方そのものに対しての批判も数多く聞かれている。
想定初動枚数:2.3万枚(現状の最低倍率で計算。ただこれをも下回る可能性がある)

3位 abingdon boys school
 「戦国BASARA」アニメ版主題歌。こちらも前作から比べて高い数字でのスタートとなった。「戦国BASARA」と言えば話題となっている「歴女」を生み出した作品として知られているが、ここでもその効果が如何なく発揮されることとなるだろうか。
想定初動枚数:4.2万枚(BASARA効果が出るようならば、ここまで伸びる事を想定した方が良い)

4位 桜高軽音部
 今回は劇中挿入歌でのリリース。先月のサプライズは記憶に新しいところだが、やはりそれから比べると勢いは劣る。伸びと言う点でもabingdon boys schoolとほぼ同等だったため、この順位が入れ替わる可能性が無いとも言い切れない。ベスト3入りのためにはabingdon boys schoolを抜くことは必須となりそうだが…

5位 スキマスイッチ
 ソロ活動から戻ってスキマスイッチとしてのシングルリリースは1年10ヶ月振りとなる。ただ久々なのに加え、周囲が好調なのも相まって押され気味のスタートとなった。前を追うだけの力はあるだろうか。

6位 GARNET CROW
 「名探偵コナン」の主題歌は今シーズンは好調で、その効果を得られている可能性がある。ここら辺が旧譜勢との争いになりそうだ。

7位 鬼束ちひろ
 今月限りの期間限定シングルと言うことで、やや発売日よりの売上になる可能性がある。前作ぐらいの数字(1.0万枚)となると、トップ10入りは厳しくなるだろう。

8位 トモとスザンヌ
 「クイズ!ヘキサゴンII」からのシングル。庄司智春スザンヌのユニットで、c/wは牧原俊幸アナと中村仁美アナの楽曲。ただこの位置となると、やはりマンネリ化が否めないところか。

9位 VANNESS
 台湾のアイドルグループ、F4の呉建豪によるソロシングル。台湾勢では飛輪海が14位まで順位を伸ばしているが、それに対してどのような推移を見せるか。

10位 吉川晃司
 デビュー25周年シングルでユニバーサルミュージックへの移籍初戦となる。ここ最近の成績から考えればかなり高い位置からのスタートとなった。周年記念の効果が現れているのだろう。

11位 LM.C
 前作はアニメ「REBORN!」の主題歌だったことを考えれば売上減は仕方の無いところ。前々作の数字(0.5万枚)は上回っておきたいところだ。

22日店頭入荷予定 GLAY
 5月25日にデビュー15周年を迎えるその日にリリースすることとなったが、その日が月曜日のため、流通の都合上金曜日には店頭に並ぶようだ。その影響で発売日が集計期間後であるにも関らずランクインしてしまうと言う逆転現象となってしまうが、2位争いはその「正規発売日前」と言う点がカギとなるだろう。オンライン予約分はどう言った扱いになるのかにも注目したい。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/61112083.html