オリコン:2009年シーズン第24節結果

第24節結果(全体的にハイレベルな決着。下位ではまた「あのアニメ」が波乱を演出)

1位 嵐(15連勝)
推定差 約1.3万枚(+2.80%)
 スタートから前作を上回る勢いで2作連続の50万枚越えを狙えるスタートだったが、前作とはタイアップの力が違ったためか後半は伸び悩む結果に。ただ前作は低かった補正が今回は高く付き何とか50万枚に到達(もちろん、疑われる可能性は否定しない)。これでシングル年間暫定順位で嵐が1位・2位を独占する形となった。すでに来月にもシングルリリースが控えており、この勢いはしばらく止まりそうになさそうだ。

2位 GReeeeN
推定差 約1千枚(+0.55%)
 元々週末に強いGReeeeNではあるが、映画公開となった週末にかけてやはり数字を伸ばしてきた。しかし6.3万枚は昨年の「キセキ」から比べると1/3にまで落ち込んでいる。来週別パッケージがリリースされることを除けばアルバム先行であることは昨年と同じだっただけに、この結果が今後に影響を及ぼすことは間違えなさそうだ。

3位 椎名林檎
 人気ドラマの主題歌だけあって好スタートを見せ、結局先行していたGLAYを捕らえ週間でも5年振りとなるベスト3入りを成し遂げた。2年4ヶ月ぶりではあったものの、4.1万枚は健在を示すのに十分な数字だろう。

5位 ZARD
 初期にリリースされた曲のリアレンジとして、倉木麻衣をフィーチャーして坂井泉水の三回忌に当たる27日にリリースされた。ノンタイアップだっただけに売上は落としているが、これで歴代1位タイとなるシングル43作トップ10入りの記録を達成した。

7位 いきものがかり
 順位的には前作の4位から落としたものの、売上は前作を上回る数字をマーク。今週は全体的にレベルが高く3.0万枚でも7位と言う順位となったが、次も期待して良さそうだ。

8位 SPEED
 復帰第2弾シングルとなったが、こちらは前作から売上が半減する厳しい結果に。前作とタイアップの違いはあるだろうが、次回は立て直しを図りたいところだ。

9位 日本(高橋弘樹)
 アニメ「ヘタリア」のキャラクターソング第3弾。第19節にドイツ(安元洋貴)が10位に入ったが、それに続いてのトップ10入り。前作同様、水曜付から伸ばしてきてのトップ10入りとなった。

10位 新垣結衣
 自身が出演して“いない”ドラマ主題歌。前作より数字を落としているがトップ10は確保することが出来た。1.6万枚は、この位置にいる数字ではないだけに、順位的な巻き返しは可能だろう。


その他
16位 ALI PROJECT
18位 ガーディアンズ
 今週は15位の郷ひろみまでが1万枚オーバー。ALI PROJECTの前作は9位だったが、今回はそれよりも売上は伸びている。ガーディアンズ4はALI PROJECTから僅差の18位。0.9万枚でこの位置は割を食っている感じだ。


月曜付けデイリーチェック
 トップは引き続き嵐。依然として高い数字を付けており今週も7万枚ぐらい売ってもおかしくないぐらいの数字である。GReeeeNも状態をキープしており、4万枚ぐらい行っても不思議ではない。福山雅治も1.5万枚ぐらいのペース。上位のペースは軒並み良さそうである。


第25節新譜紹介
 休養から復帰となるYUIが登場。人気アニメ「鋼の錬金術師」主題歌だけに、ここでの負けは許されないところ。嵐との首位争いとなるだろう。9mm Parabellum Bulletが前作12位からの巻き返しを狙っているが、歌舞伎町のホスト達によるユニット、歌舞伎超9が大穴候補として浮上しているようだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/61468130.html