オリコン:2009年シーズン第31節展望

第31節展望(ジャニーズの新ユニットが登場。歴戦の強者を抑えきることが出来るか)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 中山優馬 w/B.I. Shodow,NYC boys
 ジャニーズのユニットとしては初となる個人名義を含めた5人組ユニット。その中山優馬が主演しているドラマ主題歌と、Hey! Say! JUMPの山田涼介、知念侑李を加えた7人による期間限定ユニット、NYC boysの楽曲を加えている。ちなみに後者の主題歌となるバレーボールの大会は今月31日からで、こちらからのタイアップ効果は見込めない。まずは順調に2位以下を引き離し、ドラマ放送翌日となる明日付けまででどこまで数字を伸ばすことが出来るかが、初動売上の数字を左右するだろう。

2位 コブクロ(前作2位・6.8万枚)
 前作は曲調を変えたためか大幅に数字を落とす結果となってしまったが、今回はバラード調に戻し話題のドラマ主題歌と、巻き返しには十分な体勢が整ったかに思われたが、何と前作よりも悪いスタートとなってしまった。しかも3位とは差の無い位置で、ドラマ自体が日曜放送のため、タイアップ効果が見込めない。2位を守りきるのも難しい状況となってしまうのか?
推定初動売上:6.2万枚(これで前作の数字をクリアできないようだと…)

3位 フレンズ&ヘキサゴンオールスターズ
 毎年恒例の「FNS26時間テレビ」主題歌。こちらも放送は来週末なのでタイアップ効果は見込めない。2位とは差の無い3番手からのスタートで、コブクロを逆転する可能性はあると言っていいだろう。前半のうちに前を捉えておきたい。

4位 レミオロメン(前作3位・1.3万枚)
 前作の数字はベスト盤の先行シングル。その前は6位・2.6万枚と言う記録が残っており、こちらの勢いに近いだろう。ベスト盤後の初戦と言うことで、今後を占う意味でも重要な一戦となる。

5位 BREAKERZ(前作2位・2.1万枚)
 前作同様、「名探偵コナン」からのシングルとなる。勢い的にはその前作に近い形となりそうだが、ここでもう一伸びすると、今後の展開も立てやすくなりそうだ。

6位 いきものがかり(前作7位・3.0万枚)
 今回はアニメ「NARUTO」の主題歌で、ちなみに昨年も「NARUTO」主題歌を担当したが、その数字は前作以上の3.2万枚。相手関係から考えても伸び悩んでいるようだ。

7位 スガシカオ(前作17位・7,000枚)
 前作は翌週にアルバムリリースを控えていた数字。その前はアニメ主題歌で5位・2.2万枚となっているが、その前々作からは数字を落としてしまいそうな感じのスタートとなった。

8位 中川翔子(前作4位・2.3万枚)
 今回は自身も出演している劇場版「ポケモン」主題歌。前作は自身の出世作である「グレンガラン」の主題歌であることを考えると、勢い的には前々作の5位・1.4万枚の方が近いか。

9位 10-FEET(前作10位・1.0万枚)
 今回はノンタイアップでのリリースとなる。前作は「クローズZERO II」からのリリースで数字を伸ばしたが、その勢いをどこまで維持できているか。今後に向けての試金石となりそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/61759855.html