オリコン:2009年シーズン第45節結果(updated)

第45節結果(自重せずに結果を出したが、この売上数に人は何を思うか)

1位 AKB48(初の首位獲得)
 やはり今回は現状でのフルパワーを発揮する形となった。2種リリースながら多数の販売パターンを用意し握手会も多数開催された。結果17.9万枚と言う自身最高売上記録(累計でも更新)を達成し初の首位獲得に花を添える結果となった。ただ売上が伸びれば伸びるほど、握手会による複数購入効果と言うものに目が行ってしまうのは、もはや宿命であるとも言えるだろう。この結果が邦楽ファンに与える影響は、果たして如何なるものになるのだろうか。

2位 AAA
 こちらも11種リリースと言う多種リリースを敢行し初日だけで3位以下を突き放す形となった。売上は4.3万枚と、前作には僅かに届かなかったが大きく伸ばした前作の水準を落とさずに済んだ。ただやはり、ここ3作続いている(11種、14種、11種)超多種リリースに対する不満の声も大きい。AKB48と共に、今週のチャートはオリコンチャートが今抱える問題点を浮き彫りにした形と言えるだろう。それと同時に、AKB48とAAAが来週のチャートでどこまで落ちるのかと言う、別の話題も浮上しているところも、なんとも皮肉ではある。

3位 平井堅
 スタートは4位だったものの、水曜日以降はデイリーベスト3に入り続け逆転で3位を獲得。売上も3.0万枚と、やはりバラードでは結果を残す形となった。映画の興行成績次第では累計でも期待が持てそうだ。

5位 シェリル・ノーム starring May'n
 映画公開がまだ先と言うのも影響が大きかっただろう。スタートでは平井堅の前だったもののあっさりと逆転され、結局B'zにも抜かれ5位と言う結果に。公開が近い時期にリリースしていれば、もう少し結果は変わっていたのかもしれない。

6位 西野カナ
 こちらは8番手からのスタートだったが、配信が好調な事もあり中盤順位を上げデイリートップ10圏内を守りきる形となった。来週の「Mステ」に出演を予定しており、これ次第ではこちらもロングヒットの可能性もあるだろう。

8位 平沢憂米澤円
9位 真鍋和藤東知夏
 「けいおん」一連のリリースはこれで一区切りと言うこととなるが、メインメンバーではなかったのもあり、8月に比べれば半減近く数字を落とす結果となってしまった。とは言え、関連シングルは全てトップ10入りし、改めて人気の高さを伺わせる結果となった。
 なお、12月30日に横浜アリーナでイベントが行われることが決定した。この日はレコード大賞の当日でもあるが…

10位 北神未海(CV小川真奈) with MM学園 合唱部MM3東條潮西崎青南雲波人
 アニメ「極上!!めちゃモテ委員長」主題歌。スタートは12番手だったものの、連日のイベント効果もあり水曜日以降はデイリートップ10内に入り続け、氷川きよしを逆転した。


その他
12位 森山直太朗
38位 松たか子
 森山直太朗は前作の23位から大きく順位を上げたが、実は売上は前作とほぼ同等。ただトップ10入りにはまだ枚数が足りないか。2年11ヶ月ぶりのシングルリリースとなった松たか子だったが、売上を1/4以下に落とす苦しい結果となってしまった。


月曜付デイリーチェック
 トップに立ったのはヒルクライム。「Mステ」出演効果が継続しているようで初のデイリー首位となった。数字も先週より高い数字を示しており、今週とほぼ同等の売上が期待できそうだ。平井堅とB'zが差の無い2位と3位。ただ今週は新譜が揃っており、4位の西野カナを含めトップ10内生き残りは難しい展開となりそうだ。


第46節新譜紹介
 連勝記録を続けているKinki Kidsがここで登場。折りしも同じジャニーズ勢の嵐が日本テレビに1週間出演を続けている中、どのような結果を出す事が出来るだろうか。UVERworldが2位争いでは一歩抜け出す形か。ドラマの視聴率は初回から振るわなかったのが影響を及ぼすだろうか。モーニング娘。水樹奈々の3位争いは接戦が予想される。モーニング娘。は序盤2日間逃げる事が出来れば優位に立てるだろう。BoAやJASMINEはどこまで上位争いに加われるだろうか。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62509774.html