オリコン:2009年シーズン最終節の見どころ

第52節展望(今シーズンの366日目。いよいよフィナーレへ)
順位は火曜付けデイリーチャートより

1位 桑田佳祐(6連勝中・前作9.4万枚)
 2年ぶりのリリースで、その2年前もシーズン最終節でのリリースだった。相手も不在で内容が求められるところだが、前作から比べると数字は良くなさそうだ。所属レコード会社も苦しい台所事情になっているが、少しでも足しにしておきたいところだ。

2位 w-inds.(前作2位・4.4万枚)
 今年も(毎度“事務所枠で”と言われているが…)レコード大賞にノミネートされ、昨年に引き続き年末のシングルリリースとなった。ただこちらも前作よりスタートが良くないだけに、何とか調子を上げたいところだが果たしてどうか?
推定初動枚数:3.7万枚(タイアップ差はあまり無いと思われるが…)

3位 GACKT(前作4位・3.7万枚:前々作7位・1.5万枚)
 今回はライダータイアップではない(映画版「ディケイド」の主題歌は元日リリース)ため、数字を落とすのではないかと思われていたが、スタートの数字は前作から微減と上々の滑り出しと言っていい。w-inds.との差も僅かで2位争いではこちらが有利ではないかと思われる。

4位 BoA(前作8位・1.1万枚)
 Wii版「テイルズ オブ グレイセス」主題歌。ここはタイアップ効果で数字を伸ばしてくるが、さすがに前3組には及ばないか。旧譜をまとめて抜く勢いはありそうでこのまま4位キープとなるか。

5位 L'Arc-en-Ciel(再販シングル:昨年8位・2.0万枚)
 「Hurry Xmas」の2009年盤。BoAを下回っている事を考えると、昨年よりは勢いが無いか。

6位 清水翔太(前作14位・8,600枚)
 前作の実績と上下関係を見ると、高い順位からのスタートではあるが、売上を伸ばしているかと言えば微妙なところ。ノンタイアップなのでマイナスの可能性も否定できない。

9位 キョン杉田智和)(第1期9位・1.5万枚)
 アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」キャラソン。先にメインキャラ3人がリリースしたが、いずれも売上は第1期のものから1/3以下と言う厳しい結果となっており、その余波をこちらも受ける事となりそうだ。

10位 Nothing's Carved In Stone(初のシングルリリース:アルバム11位・7,500枚)
 生形真一ELLEGARDEN)、日向秀和ストレイテナー)、大喜多崇規(FULLARMOR)、村松拓(ABSTRACT MASH)によるロックバンド。5月にアルバムをリリースしているが、その売上には及ばない可能性もある。


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