オリコン:2010年シーズン開幕戦の見どころ

2010年シーズン開幕戦の見どころ(注目対決で開幕かと思われたが浜あゆがまたしても回避に…)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 福山雅治(前作1位・13.1万枚)
 来年の大河ドラマ「竜馬伝」の主役坂本竜馬を演じ、紅白に歌手として出場するが(通常、来年の大河主役は審査員)、その効果もあってか前作を上回るスタートを見せている。タイアップが前作と比べると弱めなのでそこをどうカバーするかがカギとなるだろう。
想定初動枚数:15.0万枚(前作はドラマ主題歌。今回はCMソングでどう動くか)

2位 THE ALFEE(前作4位・2.8万枚)
 劇場作品としては26年ぶりの新作となる「宇宙戦艦ヤマト・復活編」主題歌。例によりカップリング曲の違う3種リリースとなっているが、映画は先週末に公開され主題歌を含め賛否両論を巻き起こしているようだ(ちなみに松本零士氏はこの作品に関わっていない)。そのためか高い数字となっているが、この勢いを維持できるだろうか。
想定初動枚数:4.0万枚(ここ最近の作品と比べても高い数字が期待できる)

3位 abingdon boys school(前作8位・2.3万枚)
 アニメ「DARKER THAN BLACK 流星の双子」エンディング。1曲入り525円シングルとなっているが、来月アルバムを控えている分の方が大きく出ているようで、前作より低めのスタートとなってしまった。こうなると逆にカップリング曲が無いのが影響しそうだが、果たしてどうか。
想定初動枚数:2.1万枚(1種リリースに減っているのも今後に影響しそうだ)

4位 Buono!(前作10位・1.6万枚)abingdon boys schoolの前作と同じ週
 第3シーズンに突入したアニメ「しゅごキャラパーティー!」エンディング。前作同様absに遅れを取る形でのスタートとなってしまい、その前作からもペースが良くないようだ。旧譜との順位争いに巻き込まれる可能性がありそうだ。

5位 ランカ・リー中島愛(前作5位・3.5万枚)
 中島愛は先週もシングルをリリースしており、実質連闘と言うこととなる。「マクロスF」のキャラ、ランカ・リー名義でリリースしているが、今回はどちらかと言えばキャラソンの扱いか。先日リリースしたシェリル・ノームの方はテレビ版から売上が約45%落ちとなっており、それを考慮するとBuono!は抜けそうな感じとなるが、どう展開するだろうか。

6位 The Birthday(前作9位・9,500枚)
 前作初のトップ10入りを果たしたが、売上に関しては落ちていただけにここで取り返したいところ。上下関係を見る限りでは前作よりも数字を伸ばしてきそうな感じで、まずは良いスタートを切ったと言っていいか。

7位 田村ゆかり(前作6位・1.1万枚)
 シングルのリリースは1年ぶり。今回はノンタイアップだがm.o.v.eのラッパー、motsuとのコラボ曲もある。前作実績で劣るThe Birthdayに先行されたのはやや不安が残るところか。

9位 MISIA(前作9位・1.6万枚)
 前作は話題のドラマ主題歌と言うこともあり数字を伸ばしたが、今回はアルバムと同時リリース。しかも表題曲はアルバムに収録されているだけに大幅減は避けられないところだろう。

10位 ぷよぷよアイドリング!!!
 ゲームソフト「ぷよぷよ7」とのコラボレーションユニット。作詞はタレントの青木さやか。2週間前に同じく選抜メンバーで編成されたときめきアイドリング!!!は17位・7,300枚。この記録に迫れるかどうかと言ったところか。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62661522.html