第3節見どころ(見るべきは新譜か、それともレコ大・紅白効果か?)
まず12月28日付初登場組から紹介します。
1位 浜崎あゆみ(21連勝中:前作7.5万枚)
福山雅治に勝てないと見込んで2週間発売を先送りにさせた選択は間違えでは無かった。しかし1月2日付デイリーチャートで抜かれた相手は何とその逃げたはずの福山雅治だった。第3節の首位獲得は決定的だが、やはりこの2週間の延期は“連勝記録を途切れさせないためだけ”とも言われかねない結果となってしまいそうだ。また年末は音楽番組に多数出演する事から数字を伸ばす傾向にあったが、その効果も年々薄れてきているようだ。
前半累計推定枚数:9.0万枚(昨年冬リリースのシングルは初動12.8万枚。2週間でもこの数字には届きそうにない)
6位 GACKT(前作4位・2.5万枚)
物議をかもした劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010」主題歌。翌29日付には2位に浮上し、1日付まで2位をキープし続けた。第3節の2位争いでは福山雅治との争いとなっており、このままのペースだと逃げ切りは難しい。今週末もう一伸びが欲しいところだ。
10位 北島三郎(前作30位・3,400枚)
ご存知、御大北島三郎が昨年に続き正月戦線に参戦。29日付で8位、翌30日付では7位に上げ、4日付でも9位に入った。レベルが低い中ではあるが、このように見せ場を作る辺りはさすがは大御所と言えるだろう。トップ20入りなら十分可能と言える。
16位 緒方理奈(水樹奈々)(前作12位・7,100枚)
先日放送終了したアニメ版「WHITE ALBUM」のキャラクターソング。通販での発送日(本来のフラゲ日)となった31日付に5位まで浮上したが、前作と比べるとかなり勢いは落ちているようだ。なお紅白出場を果たした水樹奈々だが、今のところ目立ったチャートアクションは見られていない。
ちなみに現在のところ、レコード大賞、ならびに紅白歌合戦出演において高いチャートアクションを見せているのが、坂本冬実、FUNKY MONKEY BABYS、配信系ではこの2組に加え木村カエラも良い動きを見せています。FUNKY MONKEY BABYSは第2節の21位からトップ10返り咲きが狙える位置に付けています。
それでは続きまして1月5日付けでの上位ランカーを紹介します。
1位 ℃-ute(前作2位・2.4万枚)
まずは順調に後半組の中で首位スタートとなった。とは言えペースは前作から落ちており、これをどう巻き返す事が出来るかが順位においてカギになるだろう。
推定初動枚数:2.0万枚(2週目の関ジャニ∞3枚との争いとなりそうか)
2位 9mm Parabellum Bullet(前作5位・1.6万枚)
ここは数字を伸ばしておかないと2週目の関ジャニ∞に勝てないところだったが、こちらも前作からペースを落としてしまっているようだ。このままだと8位と言うことになりそうだが、こちらも巻き返す事はできるだろうか。
8位 長保有紀(前作37位・0.3万枚)
今回はもう一人演歌歌手が上位スタートとなった。前作から順位を上げてきそうだが、初動数字を上げての結果となるだろうか。明日以降の動きに注目したい。
来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62837366.html