オリコン:2010年シーズン第4節結果

第4節結果(またひとつ、彼女が新たな金字塔を打ち立てた)

1位 水樹奈々(初の首位獲得)
推定差 2千枚(+3.80%)
 やはりここはメンバーが手薄で紅白出場直後と言う事もあり内容に注目が集まったが、最終的には5.4万枚まで数字を伸ばしてきた。初動5万オーバーは自身2度目であり、前作からも大きく数字を伸ばしデイリーチャートも完勝で内容的にも問題ない。昨年6月のアルバムチャート首位に続き、今度はシングルでも声優として初の首位獲得を達成した。

2位 矢口真里とストローハット
 アニメ主題歌としての評価がすこぶる悪く(一部からは放送差し止めの要望が出ている程)、それが影響してかスタートは5位と出遅れたが、発売日に川崎でイベントを行ってからは本領を発揮。一気に遅れを挽回し最終的には3位以下に差を付ける結果となった。

3位 サカナクション
 直前から予約の勢いが良くいきなりの2位スタートと好発進。その後は順位を落とすもののベスト3を守りきる形となった。3月にはアルバムのリリースが決定し、今年注目のアーティストとして存在感を存分にアピールする形となった。

4位 FLOW
 スタートは7番手と高い位置ではなかったが、アニメタイアップの効果で徐々に進出。最終的にはサカナクションに迫ったものの僅かに及ばなかった(補正差の可能性もある)。

5位 秦 基博
 スタートでは前作初動の近い清春の後ろ4番手からのスタートだったが、週間では今回逆転に成功。相手が思った以上に伸びなかったのもあるが、自身5位は最高位タイ記録と言うこととなる。

6位 清春
 スタートでは秦 基博の前からだったものの、こちらも僅差でこの5位争いを落とした。ノンタイアップの相手に負けたと言うのは、少しダメージとして残りそうな感じである。

8位 ストレイテナー
 今年こそは8位を上回る順位を取れるかどうかが期待されていたが、結局福山雅治を捕らえきる事が出来ず今年も8位と言う結果に。今週はここから1万枚(9千枚)以下である。

9位 The Birthday「ディグゼロ」
10位 The Birthday「マディ・キャット・ブルース」
 タワーレコード限定盤との2枚同時リリースだったが、結局2枚ともトップ10入りする事に成功。ただ前作から比べて売上を落としているだけに、次は巻き返したい。


その他
12位 阿部真央
 2作連続19位から順位を伸ばす事に成功した阿部真央。とは言え売上は前作と同水準で0.5万枚では上位に顔を出すのは難しい。更なる上積みが必要だろう。


月曜付デイリーチェック
 首位は引き続き水樹奈々。今週はタイアップとなる映画の公開に加え、次回シングルのタイアップとなるゲームもリリースされるだけに今週も1万枚を越えてきそうだ。矢口真里とストローハットが2位。差の無い3位に福山雅治だが、数字を見る限り1万枚の突破は難しそうだ。


第5節新譜紹介
 復帰後2戦2勝と結果を残しているYUI。相手はこちらも前作1位と言う倖田來未ではあるが、YUIの優位は揺るがないだろう。倖田來未は前作からどれだけ数字を戻してくる事が出来るか。復調気配のあるKalafinaDo As Infinityガーディアンズ4や映画主題歌のFairlifeも上位を伺うが、ここには「ヘタリア」のロシアもいるだけに上位は混沌としそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/62837366.html