オリコン:2010年シーズン第13節結果

第13節結果(史上最低水準は回避できたのか? それとも…)

1位 渡り廊下走り隊(初の首位獲得)
 本体であるAKB48の好調を持ってくることが出来るか。ここに焦点が集まったがスタート時点で嵐とは再逆転の可能性があるぐらいに留まった。また中間に予定されていたイベントが中止になると言う緊急事態も発生。しかしスタート時のリードを何とか守りきり首位の獲得に成功。売上もプラスで懸念されていた首位獲得時の初動枚数最低記録更新は免れた。とは言え2万枚台の首位獲得はこれが3例目。低い数字であると言う事は忘れてはならない。

2位 嵐(2週連続2位)
推定差 ほぼ無し(+0.70%)
 このメンバーなら首位返り咲きの可能性もあったが、渡り廊下走り隊には終始リードされる展開となってしまった。ドラマも終了しここからは自力が求められる。

3位 池田彩/工藤真由
 アニメ「ハートキャッチプリキュア!」主題歌。6番手からのスタートだったが木曜日にオンライン再発送分の影響かデイリー首位を獲得する波乱を演出。なんと遊助を競り落としベスト3入りとなった。もちろん「プリキュア」主題歌のトップ10入りも初めてである。

5位 南明奈のスーパーマイルドセブンPabo
 新譜の中では前作実績1番手だっただけに首位争いの可能性もありえたが、蓋を開けてみれば首位から差を付けられた3番手からのスタート。プリキュアの強襲は予想外だったとは言え、2週目の遊助に敗れたのは今後に不安を残す結果となるだろう。

6位 NoB(Project.R)、高橋秀幸Project.R)、 高取ヒデアキProject.R
 スーパー戦隊シリーズ天装戦隊ゴセイジャー」主題歌。こちらも昨年の「シンケンジャー」の実績を考慮すると上位争いの一角となるかと思われたがスタートは8番手。追い上げは見せたものの、同じ日曜朝のプリキュアとは差を付けられてしまった。

7位 THE BAWDIES
 来月リリースのアルバムからの先行シングルとなるが、「CDショップ大賞」の効果が現れたか、売上を伸ばし初のトップ10入りとなった。売上は1万枚に届いていないものの、アルバムの結果次第では今後が非常に楽しみになりそうだ。

10位 奥華子
 今回は精力的にイベントをこなしそれが結果に繋がったようだ。ただ10位とは言え今週は0.6万枚でしかない。今後も上位争いをするには上積みは必須となるだろう。


その他
9位 坂本冬美
11位 加藤和樹
19位 MONKEY MAJIK
 坂本冬美が49週目にしてトップ10入り。「金スマ」で放送され売上を伸ばした例は過去にもあるが、レベルが低いとは言え今回もその効果が出たものと思われる。加藤和樹は僅かの差でトップ10入りを逃したが、やはり前作アニメタイアップで数字を伸ばせなかったのが響いたか。MONKEY MAJIKは前作から比べれば売上を伸ばす事には成功している。


月曜付デイリーチェック
 首位は引き続き嵐。現在累積は63.2万枚まで伸ばしているが、さすがにペースは遅くなってきている。今週1万枚の前半ぐらいで来週には「Bilieve」の記録を抜けるか。2位、3位も前日から変わらず坂本冬美遊助坂本冬美も現在累積は8.4万枚まで伸びてきている。10万枚突破には今週もう少し上積みが欲しいところだろう。
 なお、今日付けのデイリーで古川未鈴が8位に初登場している。公式には昨日のイベントで千枚を完売したとあるが、物議を醸した“うさぎのなみ平”と同じ所属である事から、前例同様減算処置となっている可能性がある(その場合、カウントは3割となる)


第14節新譜紹介
 ベスト盤からのシングルカットとなる東方神起が登場。前作ではファンの決起により大きく数字を伸ばしたが今回はどうなるだろうか。さすがに東方神起相手では氷川きよしは2番手にせざるを得ない。目標は前作の枚数と言う事になるか。SKE48BUCK-TICK、中国(甲斐田ゆき)に加藤ミリヤと言った所が上位候補。さすがにチャートレベルは幾分回復するだろう。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63106879.html