オリコン:2010年シーズン第22節結果(update)

第22節結果(やはりその売上、怪物級。今年も彼らの天下か?)

1位 嵐(19連勝)
推定差 2.2万枚(+4.35%)
 前作が自己最高初動であるデビュー作に近い数字を叩き出し、今回にも期待がかかる中でのスタートは前作より微減と高い水準を維持。しかし今回は歌番組への出演が無かった事もあり中盤以降は前作から比べペースが落ちる事に。ドラマ放送後の日曜日にも数字を延ばせず前作以下かと思われたが、補正が高く付き前作越えを記録した。ただ、前作の初動推定売上合計は531,181だったのに対し、今回は520,630でしかない。ややこじ付けとも思える結果だが、いずれにせよこれだけの数字を残せるのは現在嵐しかいないであろう。

2位 西野カナ
推定差 ほぼ無し(+0.52%)
 どこまでデイリー2位を守りきることが出来るか。初日を高い数字で終えた後の焦点はここだった。元々配信で強いがこの売上ペースをどこまで維持出来るかと言う事だったが、結果的にはデイリー2位を守り抜きペースも前作同等の伸びを見せ想定値以上となる3.9万枚を記録した。配信と売上をどこまで両立できるか。今後にますます注目が集まるだろう。

3位 KAT-TUN
 やはり先週比90%以上の下げ幅となってしまったが、今週は強力な新譜も無くベスト3をキープ。アルバムリリースが近く、それが前作比大幅減に繋がっている可能性も否定できない。

4位 FTIsland
 東方神起をはじめ、韓国の男性ユニットはダンス系が多かったものの、彼らはロックバンドとして日本のチャート上位に登場する事となった。やはり発売日以降は苦戦が続く形となったが、三つ巴の4位争いをなんとか逃げ切り、メジャーデビュー戦を4位と言う好成績で終えた。

8位 TETSUYA
 先週のケツメイシ同様、こちらも長いブランクが大きく響いたようである。スタートは5番手だったものの中盤以降は伸び悩む形となり、初動は1万枚を割る結果となってしまった。グループとの兼ね合いがあるだろうが、ソロではやや上位争いが苦しくなってしまったか。


その他(新譜につきましては後日更新します)
7位 DOES
10位 moumoon
 DOESは「銀魂」限定盤の再出荷で週明けから復調。22位からトップ10に復帰した。moumoonは先週、超新星の強襲に遭いトップ10入りを逃したものの好調をキープ。2週目でトップ10入りとなった。

12位 BRAHMAN/EGO-WRAPPIN'
14位 RIZE with 隼人
17位 パク・ヨンハ
 BRAHMAN/EGO-WRAPPIN'も久々が影響した感がある。結局1万枚を割り込みトップ10争いからは脱落した。RIZE with 隼人は市原隼人とのコラボ効果や映画公開もあり前作から倍以上の伸びに。パク・ヨンハは6番手からスタートしたものの続落となり17位まで後退してしまった。


月曜付デイリーチェック
 首位は引き続き嵐。今後「Troublemaker」を累積で超えるかどうかはドラマの出来次第と言う部分もありそうだが、やはり週明けでも1万を越える高い水準を維持している。新譜でも簡単には抜けない数字となるだろう。西野カナも結局7日間2位を守りきる形となった。こちらも1万枚中盤が狙える2週目となっている。3週目のKAT-TUNが3位。ただ数字はそれほど高くなく1万枚を割る見通しだ。なお、ここ最近月曜ベスト3入りしていた坂本冬美は5位となっている。


第23節新譜紹介
 昨年も政界の総選挙に先立ち行われたAKB48の総選挙。今回はそれ絡みのシングルとなっている。2週続けてトップはハイスコアがマークされているが、果たしてAKB48はどうなるか。東方神起からXIAH Junsuがソロでこの大部隊に挑む。今年初頭の東方神起も勢いはあったが、活動休止の影響はどの程度となるか。ASIAN KUNG-FU GENERATION、サーターアンダギーが上位を伺うが、Girls Dead Monsterで猛威を振るったアニメ「Angel Beats!」主題歌が彼らの前に立ちふさがる事となるのか?


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/63392975.html