W杯4日目・展望

3日目の結果より
 アルジェリアにとっては良い展開だったんだが退場で流れが変わってしまったかな。これでGL脱落の可能性大だな。スロベニアは次、同じく堅守カウンター型のアメリカとだけど、良い勝負になるんじゃないのかな?
 セルビアとガーナは良い試合だったんだけど痛恨のハンドですね。時間的にも退場者がいる場面であれは致命的だね。まとまりが出来ればまだ建て直しの余地はありそうだが、ガーナは予想以上だったのもあるね。あれでエッシェンがいたらどうなっていたんだろうか。そしてドイツは豪州に圧勝。ドイツは過去の例を見ても初戦からフルスロットルなんだよね。その調子が1ヶ月もつかどうかなんだが。豪州はちょっとやられすぎかな(サウジの8失点に比べればまだまともだが)。相対的に日本の評価を落とす結果になってしまうだろうね。


グループE
オランダ-デンマーク
 初戦で欧州同士の対戦はこれと16日のスペインースイス戦の2試合。オランダは予選を8戦全勝で勝ちあがり、デンマークポルトガルスウェーデンのいる「死の組」を1位通過した強豪同士の激突。オランダは中心選手の一人、ロッベンを欠くが攻撃陣には十分な面子が揃っている。やや守備陣に不安があるものの、デンマークベントナーが負傷と攻撃陣はベテラン頼みと言ったところ。デンマークの守備陣をオランダが突破できるか。オランダの出来を占う上で重要な一戦となるだろう。

 予想ではオランダがデンマーク守備陣をこじ開け1-0で勝利とみる。ただデンマークも勝ち点が取れるチャンスがあれば活かしたいところ。終盤までもつれる展開となればチャンスはありそうだ。


日本-カメルーン
 あの旧中津江村の元村長さんも現地で観戦すると言うこのカード。多くを説明する必要はないと思うがカメルーンにとっての不安点は2つ。エースのエトーが不機嫌である事。それと守備陣がおぼつかない点。だが、あまり気にする必要はないと思う。エトーにとってはいい準備運動になるような相手だろうし、守備陣が破られたところでボールがゴールに入らなければ失点にはならないのである。

 ここは0-2でカメルーンが問題なく勝てると思うが場合によってはこれ以上の点差となる可能性がある。日本人は変に疲労とストレスを溜めるぐらいならさっさと寝てしまうのが良いだろう。


グループF
イタリア-パラグアイ
 予選は無敗で乗り切り無難に本大会出場を決めた前回優勝のイタリアがいよいよ登場となる。相手は南米予選でブラジル、アルゼンチンをてこずらせたパラグアイ。お互いに守備的なチームである。イタリアは攻撃の要であるピルロが負傷。ここ最近のテストマッチでも結果が出ておらず不安を抱えたまま本選を迎える。対してパラグアイカバニャスを欠く攻撃陣で攻撃がどれだけ出来るかがカギとなる。

 イタリアは本大会でもスロースターターであり不安を大会中に解消させながら状態を上げていく傾向が見られる。ここは1点勝負となりそうだが、イタリアのこの習性を考えると、案外スコアレスドローと言う可能性は低くは無いと思う。イタリア人にとっても、今日は胃の痛い夜を迎える事となってしまうのか?