オリコン:2010年シーズン第42節見どころ

第42節展望(2強対決再びも下位は低レベルの予感。しかしそう言う時の楽しみもある)
順位は火曜付けデイリーチャート

1位 嵐(21連勝中・前作52.9万枚)
 メンバー二宮和也が主演の映画「大奥」主題歌。映画はすでに先週末から公開されており先週の興行収入ランキングでは2位に入っている。前作の月9主題歌で売上を落としている影響が懸念されるところだが、今回もその前作を僅かに下回るスタートとなっている。来月にもシングルリリースが控えているため、先月同様“買い控え”の影響が出ることも予想されるが明日以降、どのような推移となるか。
想定初動枚数:51.9万枚(週末にかけてどれだけ売上を伸ばすことが出来るか?)

2位 EXILE(前作1位・15.2万枚)
 トヨタ自動車「WISH」CMソングと、現在男子の大会がイタリアで行われている「世界バレー」中継主題歌。昨年11月同様果敢にも嵐に挑んでいった形だが、予想通り決定的な差をつけられることとなった。ただ前作よりスタートの数字は高く、こちらは2ヶ月連続リリースの後半。本来の力が出せそうである。なお、「世界バレー」の女子大会は日本での開催となっているが、開幕は今月29日となっている。
想定初動枚数:17.1万枚(伸びと言う点でも前作とは違う推移になる可能性も考えられる)

3位 SCANDAL(前作14位・9,300枚)
 前作はアルバム先行だったために数字を落とす結果となっているが、今回は4種リリースと態勢を強化した結果、発売日前に前作はおろか前々作の初動をあっさりとクリア。この結果、週間でも旧譜の上に立つことは間違えなく、自己記録を大幅更新する勢いでのスタートとなった。

4位 THE ポッシボー(前作8位・7,700枚)
 SCANDALの躍進があったものの、今週のレベルの低さにも助けられ4番手と高い位置からのスタートとなった。ただそれ以下のメンバーを見る限りでは、前作から大きく数字を伸ばしているかと言えば疑問符が付く。自己最高位である4位にどれだけ近い位置で1週間を乗り切るかと言う展開になるだろう。

5位 ゴールデンボンバー(前作103位・1,000枚)
 7月にリリースしたアルバム「ゴールデン・アワー~上半期ベスト2010~」で、劇的な急成長を見せたヴィジュアル系エアバンド。その勢いをそのままにシングルでもいきなりの初日ベスト5スタートとなった。シングルでも思わぬ急成長を見せるのか注目が集まる。

8位 黒木メイサ(前作23位・4,200枚)
 自身も出演している「キットカット」CMソング。最近では「ダイワハウス」のCMや、12月公開の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のヒロイン、森雪役にも起用されている若手女優。トップ10スタートではあるが前作を超える数字となるかは今後の推移次第と言える。

9位 石鹸屋(メジャーデビューシングル)
 大人気を誇る同人作品「東方Project」の楽曲に、まったく別の楽曲を掛け合わせると言う独特のアレンジで人気を誇る4人組の音楽サークル。今回の楽曲はオリジナル曲となっているが、ゴールデンボンバー同様ニコニコ動画での人気は非常に高く、岸田教団&THE明星ロケッツに続く同人出身者での週間トップ10入りを目指す。

10位 Chage(前作20位・5,900枚)
 現在活動休止中のCHAGE and ASKACHAGEによるソロシングル。ソロでのシングルリリースは2年1ヶ月ぶりとなる。前作はアルバム先行と言う形ではあるが、今回その売上を上回れるかどうかはまだ定かではない。少しでも上位に粘りたいところだろう。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64010325.html