第44節結果(上位のアニソン対決は思わぬ展開に。可愛い振りをしているかと思ったら…)
1位 NYC(2連勝)
推定差 3千枚(5.42%)
スタートでは前作以上の数字をたたき出したものの、その後はノンタイアップと言う事もあってから伸び悩む展開となってしまった。最終的には補正が高く付き前作を僅かに上回る9.3万枚となったが、これぐらいの数字で安定すれば一線級の相手は難しいものの、戦力として十分計算できるようになるだろう。
2位 少女時代(自己記録更新)
推定差 2千枚(6.11%)
前作の好調を受けて高い数字でのスタートとなったが、発売日以降はNYCに引き離される展開となってしまい、結局デイリー2位のまま1週間を終える形となった。それでも前作から2万枚以上プラスの6.6万枚と順調に売上を伸ばすことに成功。現状、新人賞候補の最有力といっていいだろう。
3位 The ROOTLESS
やはり人気アニメ「ONE PIECE」主題歌だけに(前主題歌の評判があまりにも悪すぎたのも影響している可能性あり)デビュー戦ながらも高い位置をキープし4位以下を突き放した。2.6万枚はその前主題歌をもちろん上回る数字。ただ真価が問われるのは次のシングルだろう。
5位 坂本真綾
Wタイアップで初のカバー曲によるシングルと言う話題性もあり前作からプラス計上の1.6万枚。来年1月にアルバムのリリースが決まっているが、今回その影響は無かったようだ。ベスト5入りは「トライアングラー」(3位)以来となる。
7位 ClariS
現役女子中学生2人組のユニットで今回がデビュー戦。アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」主題歌。火曜日11位スタートだったが、今期のアニメでも人気の高い作品の主題歌だっただけに中盤ではデイリー4位まで浮上。週間でも1.4万枚で上位に食い込む形となった。
8位 スフィア(自己記録更新)
火曜日5位スタートだったが、順位的にはClariSの勢いに屈した結果と言える。1.3万枚は前作比微増と堅調だが、噂されている紅白出場に関してはこれではやや印象が薄いか。
9位 ザ・クロマニヨンズ
スフィアとの前作実績は共に1.2万枚。ただし正確にはスフィアが上回っていたが、今回も同じく1.3万枚で相手に上回れる結果となった。ただしこちらも前作比微増と言う結果となる。
その他
12位 清水翔太
13位 郷ひろみ
30位 DOES
清水翔太は今回見せ場を作れずトップ10から脱落。それに迫った郷ひろみはバースデー効果もあり前作から数字を伸ばしてきた。DOESは以前の推移から考えればこれでもまともな方である。
月曜付けデイリーチェック
週末まで首位を守り続けたNYCだったが、月曜付けで首位に立ったのは少女時代。今回も粘りの推移を見せれば今週も2万枚近い数字を残せそうだ。NYCは2番手に後退。ペースは1万枚前半ぐらいか。The ROOTLESSも1万枚近い数字が出そうである。
第45節展望
AKB48は今回、初回出荷枚数が103万枚と伝えられており、嵐との年間首位争いに一気に決着をつける意気込みで望むようだ。果たしてどれだけの数字が火曜付けデイリーで表れるのか? ポルノグラフィティとDREAMS COME TRUEが追うが後者はアルバム先行だけに不利が予想される。Versailles、里田まい with 藤岡藤巻と今回好調の清木場俊介がトップ10を巡っての攻防となるか。
来週以降のリリース情報はこちらから
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