オリコン:2010年シーズン第46節結果

第46節結果(先週は祝日込みで数字が出てもいい1週間ではあったが…)

1位 NEWS(13連勝)
推定差 7千枚(5.20%)
 スタートから前作より1割以上低い数字でのスタートとなってしまい、祝日を含め逆に伸びが良くなる展開になるかとも思われたが、逆に伸びを欠く結果となってしまい、最後は(半ば無理やり)15.0万枚と帳尻を合わせる事となってしまった。それを加えても前作から4万枚以上の大幅な下げ幅となってしまい、来期に向け不安を残す内容となってしまった。

3位 西野カナ(自己最高初動更新)
推定差 1千枚(0.87%)
 レコチョクでは同日に配信を開始した嵐の「Dear Snow」やAKB48の「Beginner」を退け首位を獲得し話題となったが、その影響もありスタートからいい手ごたえで売上を重ね、週を通じてデイリーベスト3をきっちり守りきり4.1万枚と数字を伸ばすことが出来た。ドラマ効果や年末の音楽番組などの効果があれば累積でも期待が持てそうだ。

4位 BREAKERZ
 今回はライブツアーが先週からスタートした関係で特典が充実しており上昇する余地があったものの結果は1.6万枚と前作比減。実質パッケージ数は増えているのだがノンタイアップと言う点が響いた影響が大きかったようだ。

6位 川田まみ(自己最高位更新)
 火曜日6位スタートから6位を守りきる形となった。中盤にはデイリー5位まで浮上し3年ぶりとなるトップ10入り。1.2万枚は前シリーズの主題歌からも倍近い伸びでありアニメの人気の高さを裏付ける結果とも言えるだろう。

7位 ゴスペラーズ
 火曜日のスタートは5位だったものの、新譜での争いではタイアップ差が出る結果となってしまった。8位とも差の無い位置でありこれ以上初動を落としたくないところだ。

8位 世界の終わり(初のトップ10入り)
 前作はタワーレコード限定盤だったためここが実質のメジャーデビュー作とも言える。火曜日8位スタートから翌日は4位まで順位を押し上げいきなりのトップ10進出。来期に向け楽しみな存在が現れた。

9位 Dragon Ash
 火曜日7位スタートだったものの、スタートでは下だった世界の終わりに差を付けられての9位。売上は前作同等の0.9万枚で1万枚越えはならなかった。

10位 Oratorio The World God Only Knows
 アニメ「神のみぞ知るセカイ」主題歌。火曜日のスタートは16位とトップ10争いが難しい位置からのスタートだったが土曜付けデイリーではなんと4位まで浮上。週間ではDragon Ashと僅差の10位まで追い上げる結果となり、今週もアニソンの追い上げが見られる形となった。


その他
11位 CHEMISTRY+Synergy
13位 戸松遥
15位 柴咲コウ
 この3組ともスタートではOratorio The World God Only Knowsより上位だったものの週間では抜かれる結果となった。CHEMISTRY+Synergyは前作並みの売上。戸松遥はプラス計上で後のメンバーに流れを作る形に。柴咲コウは追い上げが見られず数字を大きく落とす結果となった。


月曜付けデイリーチェック
 土曜付けから首位となっているAKB48が今日も首位をキープ。100万枚まではあと約11万枚となったが今シーズン中の達成は難しいか。今週は2万枚弱ぐらいのペース。3位までは変わりなくNEWSが2位、西野カナが3位。NEWSは1万枚の中ほど、西野カナは1万枚前後となりそうだ。


第47節展望
 嵐は3ヶ月連続リリースの最後となるシングル。ここ2作は伸び悩んでいる感があり、もしここで苦しむようなことがあれば来期に不安を残す形となりかねないところだ。遊助と先日東京ドーム公演を行ったPerfumeによる2位争いはハイレベルなものになりそうだ。この争いに三代目 J Soul Brothersが加わることが出来るか。
 KARAも上昇の余地があるが上位はレベルの高い週なだけに、ここでの上位争いは苦しいか。Berryz工房、Alice Nine、ももいろクローバー、SPEED、TETSUYA、平井堅と前作実績組も多く乱戦必至の展開となりそうだ。


来週以降のリリース情報はこちらから
http://blogs.yahoo.co.jp/amano_redstar/64123215.html