第61回NHK紅白歌合戦、初出場アーティスト予想:その2

 出場が濃厚と思われる面々
水樹奈々
 紅白応援団と去年より役職が上がって成績も上がっているのだから切る理由はない。ただ唯一不安があるとすればアニソンで企画モノをやらされ本出場では無くなる可能性は否定できない。

Perfume
 MJでは紅白応援団の2人と共に出演しているだけに、置いてきぼりにする事は出来ない。


 司会が出場しないなんて事はありえない。

いきものがかり
 紅組の司会が松下奈緒であれば、やはり「ゲゲゲの女房」の主題歌が来て当然。既に来年春の選抜行進曲にも内定しているとの噂も…。


 さて、初出場組の予想に戻ります(他にも「この人はどうか、と言うご意見がありましたらお受けします」)


Superfly
 今年は韓国勢より“いの一番”に声をかけなくてはならない存在。サッカーW杯では誰もが耳にしたあの曲無くしては今年は語れないだろう。一応昨年もオファーをかけたようだが、今年はよほどの都合でも無い限り出てもらわなければ周囲の期待を裏切る結果にもなりかねない。今年の紅白は彼女の有無が大きなポイントとなると言っても過言ではないだろう。
 なおバンクーバー冬季五輪の中継主題歌を歌ったL'Arc-en-Cielだが、大晦日幕張メッセでカウントダウンスタートのライブを控えている。早めに済ませるか幕張から中継を繋げれば出場する可能性がありそうだが、多少無理を言っても出場してもらいたいものである。

植村花菜
 今年上半期に話題となり年末の音楽番組にも多数出演が予想されているが、10分近くにもなるその曲をフルで歌わせない限り仕事を引き受けないと言う徹底振りが果たしてどう影響するか。現在のところ3冠には全てノミネートを果たしており紅白にも出場する可能性は高いと見ていい。ただベテラン勢にはその姿勢がどう写るか。出場の可否よりそちらに注目が集まりそうな感じではある。

西野カナ
 着信部門では無類の強さを誇るティーンのカリスマ。着信と売上の両立が成り立たないアーティストが多い中、アルバムのセールスも高い数字を示している。ただ紅白出場となるとやや疑問符を付けざるを得ないところ。レコード大賞にノミネートされていないと言う事は、ポップス勢の仕事納めとも言われる「Mステ・スーパーライブ」で今年の活動を終える可能性が高いのではなかろうか。その方が“らしい”と言えば“らしい”と言えるだけに、紅白は難しいのではないだろうか。


その他見所となる選出箇所
 今年の日本レコード大賞で(疑惑の?)最優秀歌唱賞を受賞する事となった近藤真彦の出場が有力視されています。ただそうなるとジャニーズの出場枠がどうなってしまうのか。果たして本当に6枠なんて事になるのでしょうか。「竜馬伝」で主役を務めた福山雅治は横浜で23時からカウントダウンライブ。ただ去年が中継だっただけに今年も…、と言うのはちょっと難しいか。韓国勢、ジャニーズ、avexなどで9は埋まりそうでポップス勢は徳永英明平井堅などで残りがどう埋まっていくか。
 一方赤組はここまで列挙した韓国勢、avex、当確組や上記2人にAKB48を加えるだけで12組となってしまう。この中にはaikoDREAMS COME TRUE平原綾香と言った多数出演しているメンバーを含んでいないだけに、メンバーが一新する可能性もありえるところだ。今年再結成したピンク・レディーが入る可能性も一応はツッコんでおく必要はあるだろうが、そうなると誰を外すのか。メンバー構成に苦しみそうなのは、意外にも紅組の方なのかもしれない。

 そしてポップス勢に押し出される形になりかねないと言われているのが演歌勢。一部では「ラスボス」こと、小林幸子の巨大衣装が今年は製作されていないとの情報が流れており、やや時代遅れだが「聖域無き構造改革」が起こる可能性がありそうだ。白組では氷川きよし北島三郎。紅組では坂本冬美水森かおりぐらいにしか当確を付ける事が出来ない厳しい状況である。ただそんな中、ビリー・バンバン香西かおりは紅白に復帰するのではと言われています。


 とまぁ、こんな感じで出場歌手について展望をしてみました。果たしてどんな結果となるでしょうか? でも正直、大穴中の大穴は、初音ミクだと思いますよ